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野球が足りなさすぎて、新しいプロ野球試合日程を勝手に組んだ

春が、やってこない。

プロ野球は2度の開幕延期を経て、ついに無期限開幕延期となってしまった。
阪神から3選手がコロナに感染してしまい(全員退院できてよかった!)、国からは緊急事態宣言が出され、プロ野球はいつ開幕するのか全く読めない。

野球が足りなさすぎて、所属するチームでの毎朝のZoom会議の背景を野球場(場所は日替わり)にしてチームメンバーに「今日の背景はどこの球場でしょう?」とかやり始めた。「勝手に開幕してる」とも言われたが、野球が足りないのでしょうがない。せめてバーチャル背景だけでも開幕させてほしい。
最近は各球団がバーチャル背景素材を配布してくれるようになったので、ありがたく使わせていただいている。(我が贔屓阪神タイガースさん、背景配布お待ちしております)

春は必ずやってくると信じたい。
けれど、
試合はできるのか。いやそもそも開幕できるのか。

結局いつ開幕すれば143試合消化できるの?
6月や7月に開幕になったら、何試合できるんだろう?

野球もないし、外出自粛だし、暇!というか野球が足りないんや!
というわけで、新たなプロ野球の試合日程を(勝手に)組んでみる!

それぐらい、外出自粛のわたしは暇である。

俺の日程編成ルール

まず日程を組み直すに当たって、前提条件とルールを考える。今回考えたのは以下の通り。

・日本シリーズは11/21~29
・CSを開催する場合、セパ共に1stステージは11/7~9、ファイナルステージは11/11~16
・雨天中止を考慮し、試合を組むのはポストシーズン開幕直前の日曜まで
・本拠地以外での主催試合の会場は原則そのままとするが、以下の例外あり
 ・4/15時点で発表されている試合開催地変更は反映させる(ヤクルト・DeNA・日本ハム・楽天・西武・ロッテ)
  ・日本ハムの会場未定の試合はここでは全て札幌ドーム開催とする
・東京ドーム/京セラでの試合がセとパで被った場合、そこを本拠地とする球団の試合を優先
  例:阪神とオリックスで京セラでの試合が被った場合、オリックスの試合を優先。阪神の試合は甲子園開催にする/ビジター試合との日程入れ替えなどで対応
・移動旅程は原則として考慮しない
・原則として月曜は試合を入れない。ただし月曜が祝日の場合は試合を入れる。また、最初から月曜に入っていた試合はそのままにする
・12球団本拠地で行われる他イベントをできる限り開催できるようにする
 ・4/8時点で各球場HPに掲載されているものを参考にする
 ・ポストシーズンと重なるイベント(都市対抗・メラド工事など)は今回は考慮しない。該当チームが日本シリーズに行く可能性が濃厚になってから考えましょう
・1軍本拠地で行われる2軍戦は考慮しない
・オールスターゲームは予定通り開催
・その他いろんな考慮がありそうだが、きりがないので発生してから考える

多い。

長々とルールを書いてしまったが、いよいよ本題の日程編成開始。
今回は以下の4パターンを作成する。

1. CSあり・ダブルヘッダーなしで143試合開催
2. CSなし・ダブルヘッダーなしで143試合開催
3. 交流戦とCSをなくし、125試合開催
4. 交流戦とCSをなくしたうえでさらに試合を削る

1. CS開催・ダブルヘッダーなしで143試合開催

理想のパターン。まずはこれを目指して試合日程を作成する。

まずは当初のプロ野球日程表を用意し、そこに12球団本拠地の開催イベントを照らし合わせる。
次にできるだけ元ある日程をそのまま動かしたいので、日程を開けるために終盤戦を動かす。1試合だけ終盤にある試合を序盤の2連戦とくっつけたり、スケジュールを組み替えたりして、10/7までに公式戦が終わるようにした。巨人-中日最終戦、なんで10/17にぽつんとあるんだよ...!
地方開催のために2連戦になっているところ容赦なく1試合くっつけた箇所が多いため、この時点で
いわき->郡山->東京->名古屋 を毎日連続で移動」とか
札幌ドームで1試合やった後東京ドームで同じカードを2試合」とか、
まあまあ頭の悪い旅程が爆誕している。

そして、7/24~8/13の中断期間と10/9~11/1の空き期間に、3/20~5/3の試合をまるっともってくる。
できるだけ遅く開幕させるため、交流戦明け(6/16~18)とオールスター明け(7/22~23)も試合を入れる。

機械的に試合を動かしたため、球場の別の予定と被ったり、巨人-DeNAの東京ドーム6連戦が生まれたり、終盤戦でもないのに日ハムが13連戦していたり、無茶な日程がたくさん生まれたのでここでいくつかルールを追加した。

・同じ対戦カードの試合は、ホームビジター関係なく3連戦まで。また、3連戦以下の場合でも連戦途中でのホームビジターの入れ替わりはないようにする
・試合日程は最大9連戦とする

いろいろ動かして作成した結果は「5/12開幕」。ここまでに開幕すればなんとか理想の「143試合+CS」が行えることになる。
作成した日程表を貼っておく。

中日-広島は岐阜で開幕を迎え、日本ハム-ロッテは札幌ドームで開幕した次の日に飛行機に乗って東京へ大移動しているが許してほしい。ちなみに地方球場で開幕を迎えたことは実際にあり、2011年に東日本大震災の影響で開幕が1ヶ月遅れた際は、巨人-ヤクルトが宇部で開幕を迎えている。

しかし、練習できない球団も多いこの状況では、5/12開幕はほぼ無理だろう。すでにNPBは5月下旬以降の開幕を専門家から提言されている(4/16時点)。
つまり、現状ダブルヘッダーなしでは「143試合+CS」は難しいのだ。悲しいが仕方ない(4/16時点(2回目))。

なお、今回はダブルヘッダーありの日程は作成しない。
ダブルヘッダーは入れようと思えばたくさん入れられるが、入れすぎると選手のコンディションや移動に大きく影響してしまうためだ。おそらくダブルヘッダーを入れても開幕は1~2週間ぐらいしか遅らせられないと思われる。

2. CSなし・ダブルヘッダーなしで143試合開催

日程再編にあたり、CS中止の可能性も報道されている。CSを削ると日程はどうなるだろう。
1.で作成した日程からCSを削る。すると11/3~15の2週間が空くため、ここに5/12~25の試合を持ってこれる。
すると「5/26開幕」つまり「交流戦で開幕」すれば良いことになる。

これなら5月下旬開幕も可能。CSはなくなってしまうが143試合できるのでこれに期待.........

したかったが、4/17に交流戦の中止が発表されてしまった。記事をアップする直前に発表されたので、悲しみにくれながらこの文章を追記している。

3. 交流戦とCSをなくし、125試合開催

開幕が6月にずれこんでしまう場合、交流戦を中止することが検討されているようだ(4/16時点(3回目))。交流戦をなくすと18試合、つまり3週間分削れる。
CSなし・ダブルヘッダーなしで143試合開催した場合ちょうど交流戦からの開幕になるため、交流戦分の試合を減らすと 「6/16開幕」であれば125試合できる。
ただし6/16開幕は試合日程がきつきつなので、実際にはもうすこし早く6/9や6/12に開幕できると余裕がでるだろう。

交流戦なしが決まってしまった今、6月開幕のこのパターンが実現されることを、本当に心から願っている。

ちなみに、125試合開催のうえでCSも開催する場合、開幕すべき日は2週間早まり「6/2開幕」となる。

4. 交流戦とCSをなくしたうえでさらに試合を削る

正直こんな未来はあってほしくないが、交流戦もCSもできず、さらにリーグ戦も全消化できないとしたら。
今回は「6月下旬~7月初旬開幕」としてシミュレーションしてみる。

3. の125試合開催の日程から序盤の試合をごっそり削るとすると、削る必要がある最低試合数は以下の通り。この試合数は12球団合計の試合数である。

6/30開幕 -> 71試合
7/3開幕 -> 89試合
7/7開幕 -> 117試合

試合を削るには、対戦カードごとの試合数も考慮しなくてはならない。
リーグ戦の試合の組み合わせはセパ合わせて60通りあり(ホームとビジターを別の組み合わせとした場合)、このうち30通りは13試合、残りの30通りは12試合開催される。
よって、球団ごとの試合数の偏りをなくすためには、30試合ずつ(1球団あたりに換算すると5試合ずつ)一気に削る必要がある

今回は「全120試合を削って各球団105試合とし、7/3or7/7開幕」でシミュレーションしてみる。削るべき最低試合数からは多少余裕をもたせることで、試合日程を組みやすくする。

(追記:この記事を作成しているときには、「120試合開催されないとペナントレースが成立しない」ルールを完全に失念しておりました...。)

結果、「7/3開幕で、各球団105試合」の日程表が完成した。

一部頭の悪い移動日程があったり、会場変更が発表されていない地方球場の試合が本拠地に戻ったりしているが許してほしい。

試合日程を組み直してみて

・日程組むの、大変!
最初に決めたルールの数からもわかるように、試合日程編成には制約が多い。
あーでもないこーでもない、こっちの日程移動させたらここが合わない、ここに試合入れてみたら超連戦になっちゃった、と組み直す作業はもはやパズル。

1ファンが勝手に組み直すだけでもかなり大変なのだから、選手のコンディションや球場の使用日程・移動スケジュールなどを細部まで考慮しなければならないうえに、開幕予定日が定まらない本家の日程調整はもっと大変だろう。Jリーグの日程くんみたいなシステムとかあるんだろうとは思うがそれでも骨が折れる作業だと思われる。

NPBは延期決定当初、「4/10開幕」「4/24開幕」と、開幕日を決め打ちしていた。その理由が、ちょっと分かったような気がした。

そして日程編成をやっている途中に3回ぐらい試合開催地変更が発表された。毎度のように書き直すのがめんどくさかった。

でも楽しかった。

・楽天生命パークとはなんぞやを知る

日程編成の考慮にいれるために12球団各本拠地球場の予定をチェックする中で、制約が多かったのが楽天生命パーク。東京ドームや京セラといったドーム球場はコンサート開催も多いため制約があるのは予想がつくが、楽天生命パークは意外だった。高校野球の宮城県予選や仙台のマラソン大会など、多くのスポーツイベントが入っていたのだ。

なんでだろうと気になったのだが、楽天ファンの友人曰く、「楽天生命パークは県の施設であり、楽天参入前からアマ野球をずっと開催していたから」とのことらしい。Wikiにもだいたい似たようなことが書いてあった。

追記:広島の本拠地であるMAZDA Zoom-Zoomスタジアムも公営施設である(広島市の所有)というコメントをいただいた。が、球場スケジュールが公開されていなかったため、今回は日程調整の考慮には入れなかった。

一刻も早く開幕してほしい

本当にこれに尽きる。なんせ野球が足りないのだ。だからこんなアホみたいな日程編成をやっている。
今回の日程編成で一番切なかったのが、本来の日程をCSVデータにすることだった。本当ならもう開幕してたのに...と切ない思いがこみあげる。また、日程編成の中でどんどん開幕を送らせていったため、試合数が減っていくのが悲しかった。暇だから日程編成をやってみたのに、自ら虚しさの渦に飛びこんでしまった。

やはり一刻も早く開幕してほしい。
正直なところ無観客開催でもいいから、野球が見たい。試合はテレビやDAZNで見るし、チケットが買えない分はグッズを買って貢ぐ。それぐらい野球が足りないし、野球に飢えている。台湾プロ野球は無観客で開幕したが、やっぱり大好きな日本の野球がこの時期にないのはつらすぎる。

野球が見たい。

いや野球に限らない。スポーツやライブを見に行ける世界を取り戻したい。そのために人々が今できることは、
家にいること。
感染拡大防止に協力すること。

正直先は見えなくてつらいけれど、つらいからといって我慢できなければ、そのぶん望んだ未来は遠のいていく。

野球が開幕し、球場に行けるようになるのを楽しみにしつつ、家での時間を過ごしていきたい。

さて、野球のない5月、どうやって生きていこうか。


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