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シンガポールでのグローバル事業(1)

こんにちは、よくシンガポールで現地の人に間違えられる東(あずま)です。今週は、弊社の子会社があるシンガポールについてお話ししたいと思います。

シンガポール概要

シンガポールの基本情報は以下の通りです。
人口は約560万人、国土は狭く東京23区と同程度の大きさです。
シンガポールの中心地からは、30分ほどタクシーに乗ればシンガポール内どこでも行けます。

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シンガポールの玄関口であるチャンギ空港(乗降客数は年間5,500万人以上)から中心地までもタクシーで約20分。地下鉄やバスの公共交通機関も発達しており、タクシーも安価で移動には困りません。深夜にシンガポールに到着しても、すぐにホテルに向かう事ができ、空港への到着から1時間後にはホテルにチェックインする事もでき非常に便利です。

※ 詳細な情報は上記Wikipediaを参照してください。

初めてのシンガポール

私が初めてシンガポールに行ったのは2011年。当時、出来たばっかりのマリーナベイサンズの船の形をした屋上でSMAPが登場するソフトバンクのCMが流行った頃になります。

このCMを見れば分かる通り、当時のシンガポールは非常に華やかで経済的な勢いもあり、シンガポール一番の繁華街であるオーチャードロード(日本で言う銀座通りみたいな場所)を歩くだけで活気や、観光客はじめローカルの人たちの購買意欲も非常に感じました。

衝撃のシンガポール

海外での仕事が初めての私が当時衝撃を受けたのが、現地スタッフとある取引先のオフィスでの打ち合わせのため朝10時にアポイントを入れていたのですが、10時になっても、10分すぎても現地スタッフが来ない。。。。

15分を過ぎた頃に電話してみると、

「今、下のホーカーセンター(シンガポールのフードコード)で朝ごはん食べてるから、あと10分くらいしたら行くよ。」

と。

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えっ。

アポイント10時だよね。。。

「何考えとんじゃー!われぇー!」と心の中で叫んだのを覚えています。
(まぁ、ここまで極端なのも今ではほとんどありませんが)

「数分くらいの遅れは遅れじゃない。」それと、「食事はシンガポール人にとっては、とても大切な事。」と言うのを学びました。

常に5分前行動を心がけている自分としては非常にショックな出来事でした。

多民族・相手を尊重する国シンガポール

その後も、年に数回シンガポールに行く機会があったのですが、色々なカルチャーギャップに悩みながらも自分が導き出した結論が。

彼らがおかしいのではなく、日本人である我々がおかしいのかもしれない。

と言う事でした。全てを自分の価値観で測ってしまっていたけど、実は日本で当たり前の事が日本以外では当たり前じゃない。これまでの自分の考えを180度反対に考えさせられる出来事でした。

多民族国家であるシンガポールでは、相手の考えを尊重しながらも自分の考えをしっかりと相手に伝える。文化や考え方が人によって違うのは当たり前の事なんです。

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自分の考えと異なるからと言って、相手を否定するのではなく、当たり前の事だけど自分と全く同じ人はいない。と言う事を再認識しました。

言い換えれば、人が自分の意見や考えと異なるのは当たり前。

全ての人が自分に賛成してくれる訳ではないと言う事です。

よく考えると当然の事なのですが、人と違う事を嫌がる日本では、あまり感じる事が出来ない出来事だったように思います。

他にも色んな考え方のギャップを感じた出来事を次回も書いていきたいと思います。

下記は弊社のシンガポールの子会社であるAWSG PTE LTD. のウェブサイトになります。越境EC構築・サポートや海外ページ制作など海外に関するご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。


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