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今年売れた本

書店が好きだ。
膨大な数の本を見るだけでも幸せで、何時間でも長居できる。本当にキリがないからしないけど。
今どんな本が注目を集めているのかを知り、それがなぜなのか考えてるきっかけになる。

2020年、途切れることなく目立っていた本がある。

『人は話し方が9割』は書店に入って目につかないことがなかったほど、売れている本として置かれていた。私自身もずっと気になっていた。

「人は〜」という主語の大きいもの。「○○は△割」など数字で示されているもの。このようなタイトルはわかりやすく、つい気になって手に取ってしまうのだなと再認識する。

今年(というよりここ2,3年?)は自己啓発やビジネス関連の、「自分がどのように今を生きるか」という内容の本がプッシュされているため、需要があるのだなと思う。意識が自己実現に向かっている。
(こんなことはすでに沢山書かれているだろうが私の考えの整理として。)


人は話し方が9割。
本当にそうだと思う。
有名なコミュニケーションの法則である、メラビアンの法則では非言語コミュニケーション(ジェスチャー、声のトーン、表情など)と言語コミュニケーション(話の内容)は約8:2の比率でコミュニケーションに影響を与えると言われている。
(私は本を読んでないが、多分書かれているだろう)

私は言葉も大切にしようと思っているが、話すペースや声の柔らかさを意識したいと思っている。恋愛、に限らず相手の話し方を“意識して“見ている。私がどちらかと言うと効率を求めたりや仕事ができる風で居たいからなのかせっかち(?)なタイプなので、おっとりしていて私とは流れている時間の速度が違うのでは?というような雰囲気の話し方をする人に惹かれる。自分にはできないから。そういった優しい話し方が出来る人は本当に素敵だと思う。結婚してくれ。

このように『話し方』について普段から意識しているため、この本はずっと気になっている。が、読むのも悔しい気がする。私の専攻してる分野でよく学ぶ内容だからこそ、被ってそうだな、とも思う。でも一番売れてるなら気になる。でも定価で買うのもな…。と悶々しているうちに今年が終わってしまう。
2021年、機会があったら読もうと思う。(おい)


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