世界一住みやすい街とされるメルボルンで、地味にテンションあがったこと
10月中旬、オーストラリアの都市メルボルンに2週間ほど滞在しました。メルボルンは過去に「世界で最も住みやすい都市ランキング」で7年連続トップとなったことがあり、いつか行ってみたいと思っていたのでした。
メルボルンでの2週間、Airbnbで借りたマンションで、東京で暮らしているときと同じように平日は仕事をして週末は遊び、週に3〜4日ほどは外食して、残りの日は家でごはんをつくるという生活を送りました。
噂にたがわず、メルボルンはすっごく暮らしやすかった!公共交通機関が充実していて、道は広くて綺麗で、建物が美しくて、治安がよくて、いたるところに公園やアートがたくさんあって、街の人たちはフレンドリーで親切で、ごはんは何を食べても美味しい!
とはいえ、正直なところ、これらは東京でも充分に味わえる魅力ではあるので、メルボルンと東京の暮らしやすさってそこまで大きく変わらないかもと思ったのも事実です(ただ、それは私に子どもがいないから、というのも大きい気がします。子育て環境はメルボルンのほうがよさそう)。
そこでここからは、私が個人的に「なにこれ、日本と全然違っておもしろい!新鮮!楽しい!」とテンション上がったことを記録していきます。(めっちゃ地味です!)
洗濯機の使い方が日本とは全然違った!
当たり前の話ではあるのですが、普段見慣れている日本製の洗濯機とは表示がまったく異なるのが新鮮でした。
ちなみに、日本だと洗濯機はバスルームにあるのが一般的ですが、私が借りたマンションでは2軒ともキッチンの中(食洗機の隣)に設置されていてそれも新鮮でした。
お店のテーブルの「reserved」プレートが斬新だった!
これはこのお店特有のものだと思いますが、予約済みのテーブルに、「20:30から予約が入ってるけどそれまでは使っていいよ」という旨の案内があって、わかりやすくて効率的でいいなと思いました。
日本より電圧が高いのが快適だった!
日本の電圧は100vで、オーストラリアは220-240V。ドライヤーの風圧がダイソン並みに強くて、髪の毛がすぐに乾いて嬉しかったです。トイレに備え付けの手を乾かす機械も強力で一瞬で乾いた!
トイレの洗浄レバーが日本と全然違った!
日本のトイレはレバー形式がメジャーですが、メルボルンではほぼボタン形式だったのが新鮮でした。
お店で注文をするたびに自己肯定感が上がった!
カフェやレストランで料理や飲み物を注文すると、何を頼んでも「perfect !」「great!」と褒め言葉が返ってくるので、自己肯定感が爆上がりしました!日本でいう「かしこまりました」的な、ただの定型句だというのはわかってるけれど、それでも嬉しい。動物園のチケット売り場で「大人チケット2枚ください」と言っただけで、「lovely!」と言ってくれるのすごい。
日本で食べていた大好きなお菓子の別バージョンが売っていた!
私、成城石井などで売っているラファエロというイタリア製のココナッツのチョコレート菓子が大好きなのですが(↓)、
メルボルンの小さなスーパーで、そのラファエロのアイス版が売っているのを見つけてすごく興奮しました!
アイスは日本には持ち帰れないから、現地でしか食べられない貴重さもあいまって、噛み締めて食べました。滞在中、4つも食べました。
以上、地味にテンションあがったことでした。
最後に、メルボルン在住歴30年の日本人の方とお話できる機会があっていろいろ聞いたら、さらに「へぇーーー!日本と全然違う!」と思ったことがあったので、箇条書きで書き記しておきます。
メルボルンの最低賃金は23.23豪ドル/時間。(日本円で約2300円)。しかも、法律で土日祝日は倍(!)の時給となるので、週末にアルバイトしたら時給4600円!
家の賃貸の支払いは、「週」単位。
選挙はオンライン投票ができる。なお、選挙に行かないと罰金が発生する。投票率は90%以上。
ゴミ収集車、人が車からおりてピックする必要はなくて、アームなどで機械がやってくれるから、人は運転するだけでOK。給与も高くて人気の職業。
ワインの栓、日本のワイナリーだと5000円以上する高いワインはたいていコルクだけれど、メルボルンのワイナリーでは、高いワインも含めて全部スクリューキャップ(コルクだと森林伐採で環境に悪いからとのこと)。
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