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エアラインパイロットになりたいと思ったら 読んでほしい note ②



アビオンエアラインスクール
パイロットになりたいひと応援プロジェクト

自己紹介
うらまつかずこ: 
パイロット養成に関する教育、アドバイザー、コンサルティング会社・㈱エーサップ代表。アビオン・エアラインスクールにてパイロット志望の方への特別コース開催中。

皆さんこんにちは! パイロットになりたいひと応援プロジェクトリーダー・うらまつです。 2022年が幕を開けたら再び新型コロナの脅威再燃! 航空業界は大丈夫かと心配な日々です。でも、パイロットを目指して勉強中の人が多くいらして、いろいろ相談を受けることも多いこのごろです。

そんななか、操縦教育証明を取りたいという方に対し、操縦教育とは!という話をよくしています。例えば「プロパイロットに必要な資質とその見極め」についてとか。興味がある方がいらっしゃるでしょうから、そのお話を少ししましょう。何といっても私の主な業務は操縦教官を育てることですので。

そもそも操縦教育証明というのは、初めて航空機を操縦する方に教えることができるという資格です。日本で最難関のパイロット資格といえます。一度同じ種類の航空機(飛行機とかヘリコプターですね)の技能証明というライセンスを取った人へはこの資格がいらず、新たな知識や技量(多発とか型式証明などです)を教えられるパイロットであればいいのですが、まだライセンスのない人に操縦を教え、単独飛行をさせ、しかも遠くまで飛んで行ってほかの飛行場に着陸させて(それも2か所も)帰ってこさせるという教官にとってもハラハラドキドキのフライトをさせなければならないというのが操縦教官の仕事です。

そのため、教官には訓練生の評価、見極めが大変重要になります。それは技術だけではありません。刻々変わる外部環境に対し、また万一起きるかもしれない不具合に対し十分な対応力、判断力がなければ、一人で飛ばせるわけにはまいりません。といって、操縦訓練には多くの費用がかかりますから、なるべく効率よく早くライセンスを取得させたい。そこが悩みどころではあります。

では、どのような素質、資質が求められるのか?技量も操縦適性もありますが、私の考えをご紹介しますと、「エアラインパイロットに求められる資質」のトップに、コミュニケーション・スキルを挙げたいと思います。

続きは次回の投稿でお伝えします!

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