製図試験当日に初めてうまくいった

学科試験勉強中に更新しなくなってから数ヶ月、だいぶ時間が空きました。

学科は無事に合格し、10/9までの2ヶ月ちょいの間、必死に製図の勉強をしておりました。ものすごく必死で、学科よりも勉強時間が足りないと思っていました。あまりのできなさに悔しくて涙を流しながらエスキスした時が何度もありました。授業中に涙目になることはザラです。そのくらい、試験までの時間が限られる中で6.5時間でまとめ切る能力を身につけるのに苦労しました。

一応、資格学校の先生からは「大丈夫なんじゃないか?(断言はできないけど)」という旨の言葉を頂き、一安心しているところでございます。

製図が終わった今、学科試験と製図試験を振り返ると、試験攻略の鍵は、「自分のミスのパターンを知り対策すること」だと私は感じました。

そんなことか、、と思うかもしれませんが、私は「できる!いける!」と思うと油断して何かしらボロが出てきます。

なので、「私はここでこんなミスしたから気をつけよう」と意識するだけでも、単純なミスが減っていき、有効な対策となりました。

そして当日、緊張するけど、その割には冷静に焦らず検討を進めることができ、法令違反もすることなくエスキスを終えることができました。

今までは、焦るあまりチェックが煩雑になり検討もテキトーで、大きなミスに最後まで気づかないということが授業では何度もありましたが

自分にブレーキをかけるきっかけを作れたことにより、ゆっくり漏れなく検討できるようになりました。

具体的にどんな対策をしたかというと、「エスキスの各工程でチェックしてから次の検討に入る」というものです。
(もともとチェックのタイミングはありますが、それ以上に細かく刻んで一つ一つチェックします。)

実はこれを考えたのが試験の4日前で、これができるよう試験前日までひたすら、今までの課題で復習していきました。


ただゆっくり検討すればいい
のではなく、私の検討漏れは焦りによる検討時間の短縮にあったので、

ミスを見つけるために、いつもの検討手順にチェック時間をこまめに挟んだことによって結果的にエスキス時間が延びていった、という感じです。考える時間は変わらずチェックする時間を増やしました。


私がこの2ヶ月間継続してやっていたことは、授業でうまくいかなかったことに対して対策を考え実践するということでした。

判断に迷って記述の時間がない
要求室の面積が足りない
オープンスペースと車路が重なった
吹き抜けと室の配置が被った
重複オーバーした

うまく行かないことはたくさんありますが、この一つ一つに対して丁寧に対策を考え、実践していました。

それでも同じミスをするようなら対策を別な方法に変えて再度試してみる。

それを試験の前日まで諦めませんでした。

学校の課題では毎回何かしら法令違反とか要求室に不備がありましたが、試験当日は今まで講じてきた対策がうまくハマり、調整してきたことが全てうまく噛み合った感覚がありました。

本当に最後まで諦めちゃいけない
油断してもいけない

そんな試験だなと思いました。


今回は試験について振り返りましたが、次回はこの1年勉強しながら自分の性格に起こった変化を振り返ってみようかと思います。

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