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Sweden

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#北欧

ARCH ENEMY 『War Eternal』 (2014)

ARCH ENEMY 『War Eternal』 (2014)

もはや一つのジャンルを築きあげた感があるスウェーデンはハルムスタッドから生まれたメロディックデスメタルバンドArch Enemyの9th Album。

前作リリース後、テクギター担当だった弟くんChristopher Amott(Gt)が脱退し、新たにARSISのNick Cordle(Gt)が加入。更にAngela Gossow(Vo)がフロントから引退し、ツアーサポートに回るニュースが発表さ

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Amon Amarth『Berserker』(2017)

Amon Amarth『Berserker』(2017)

スウェーデン ストックホルム出身人気メロディックヴァイキングメタルバンドのAmon Amarth の11枚目のアルバム、その名も『Berserker』

え、もうそんな出してるの?と思ったが、実はこのバンド1988年から活動しており、前身のバンドSCUMでデビューし、1992年に名前をAmon Amarth に変えた後、1998年にMetallicaやSlayer、As I lay Daying、

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Soilwork『Figure Number Five』(2003)

Soilwork『Figure Number Five』(2003)

スウェーデン出身のメロディックデスメタルバンドSoilworkの『Figure Number Five』
名門Nuclear Blastからのリリース。

サウンドプロダクションが若干悪いのは玉に瑕だが、珠玉の名曲がズラリと並ぶこのアルバムはSoilworkのアルバムの中でも1,2位を争う満足度。
ライブ定番曲も多いし、何よりSoilworkのアイデンティティである空間系の叙情あふれる美旋律、Vo

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In Flames 『Sounds of a Playground Fading』 (2011)

In Flames 『Sounds of a Playground Fading』 (2011)

”イエーテボリ・スタイル”の確立者で、今だに世界中のメロデスバンドに多大な影響を与え続ける北欧の雄In Flames。
前作から約3年ぶり通算10作目となる新作『Sounds Of A Playground Fading』

バンドの創始者であり、In flamesをIn flamesたらしめる核となっていたJesper Strömbladがバンドを脱退し、代わりにEngelのギタリストNicla

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Dark Tranquility 『Fiction』(2007)

Dark Tranquility 『Fiction』(2007)

スウェーデンのベテランメロディックデスメタルバンド、Dark Tranquillityの8作目のアルバム『Fiction』。

北欧発のメロデスバンドと言えばIn Flames、ArchEnemy、COBに続いて名前が挙がるであろう業界を代表するバンドのはずなのに、前三者に比べ、イマイチ地味な印象があるダートラ。
哀愁メロディと幻想的な音作りに関してはこの道の第一人者なので、もう少し人気が出て欲し

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Orbit Culture 『Nija』(2020)

Orbit Culture 『Nija』(2020)

2013年にスウェーデンはEksjö(エークシェ)で結成されたデス・メタルバンドOrbit Cultureの2020年発表アルバム『Nija』

前作『REDFOG』がある一定の評価を得たものの、そこに満足することなくさらにそこからブルータルで奥行きのあるグルーヴ感が増し、唯一のオリジナルメンバーVo/GtのNiklas Karlssonの野獣のような歌唱はより力強い咆哮になった。
新たに加入した

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