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Microsoft Igniteシリーズ:Microsoft FabricでCopilotが使用できる!

こんにちは。アバナード関西の中村です。

Microsoft FabricがGA(generally available)となりました!!
Microsoft Fabric(以降、「Fabric」)は、Microsoft Power BI、Azure Synapse AnalyticsおよびAzure Data Factoryを1つのプラットフォームに統合したSaaS製品で、データ統合、データウェアハウス、データサイエンス、リアルタイム分析およびビジネスインテリジェンスを全て網羅するオールインワンソリューションです。

今回はFabricの中で私が注目した機能の一部を紹介します。

FabricにCopilot機能が追加(PUBLIC-PREVIEW機能)

FabricにCopilot機能が追加されます。まだパブリックプレビューではありますが、これにより自然言語を使用してデータフローやパイプライン、SQL作成、レポートの生成、更には機会学習モデルの作成が可能となります!

統合されたマルチクラウドデータレイク「OneLake」
FabricのOneLakeは、データをコピーすることなく複数のクラウド・アカウント・ドメイン間でデータを共有することができます。たとえば、OneLakeのShortcut機能を使用するとAzure Data Lake Storage Gen2やAmazon S3などのデータソースを、コピー・移動・メタデータまたはオーナーシップの変更をすることなくOneLakeから可視化することができます。
OneLakeのデータを「Single Source of Truth (信頼できる唯一の情報源)」として組織内の関係者全員が同じデータを参照することで、データの重複や無駄なデータの増加を回避できます!

Microsoft FabricとMicrosoft Purviewが密接に統合

FabricとMicrosoft Purviewが密接に統合され、データガバナンスおよびセキュリテ機能が拡張されました。Microsoft Purview 秘密度ラベルをFabricデータへ手動で適用することができ、これによりMicrosoft 365ユーザーにとっても馴染みのある秘密度ラベルを組織全体で共有することが可能になると思われます。
また、この統合により、Microsoft PurviewデータマップデータカタログからFabricデータや他のデータアセットを検索することが可能となります。組織内でデータがどこにあるか分からない場合でもこの機能により瞬時にデータの場所を探し出すことが可能になります!

以上、Microsoft Fabricの中で私が注目した機能の紹介でした。

Microsoft Fabricについて:
データ分析 | Microsoft Fabric

アバナード関西
中村 佳寿美(Kasumi Nakamura)


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