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どん底の8月

公演中止のお知らせを1週間以上かけて送っていたのですが、もう拒否反応でリストをみるだけで具合が悪くなってしまって大変でした。7月末にワクワクした気分でお知らせを送っていた時のことやお客様のお顔を思い出してしまうので【中止】という現実を受け入れなくてはいけない葛藤からそういうことになっているのだと思います。お世話になっている方半分くらい送ったところでギブアップしようかなと思ったりもしました。最終的にはここ数年お知らせにリアクションをくださったことがある方を中心に送ることで決着をつけました。大変申し訳ないのですが、ご連絡がいかなかった方もご了承ください。

その後、あまりにも体調がわるいので独断で抗うつ薬を増やしました。
その日は朝散歩も途中で歩けなくなってしまい、家族に迎えにきてもらいました。
運動も行く予定だったのですが全てキャンセルして、とにかく寝ました。寝るといってもすやすや寝たりはできません。高熱でうなされているような感覚です。

公演が中止になってから2週間、落ち着いたり悪くなったりを繰り返してその日がどん底でした。

最終手段として翌日《頭鍼治療》に行きました。
今までも薬を減薬する時にお世話になって、その後も再発してしまった時や、かなり酷い時に対処療法的にお願いしている民間の鍼治療です。高額でなければ週一で行きたいです。

現在その鍼治療のおかげで一時的に元気です。
"元気があればなんでもできる"とは本当にその通りで、物事を肯定的にとらえることができます。
抑うつが酷い時には自分の周りの人や些細なことひとつ一つが否定的に見えてしまいます。
うつ病の治療中の人はそれとずーーーっと共存していかなくてはいけないのです。とても悲しいです。明るかったころの自分には戻れないのかなとも思ったりもします。

これから主治医の先生と相談して本当に抗うつ薬を増やした方がいいのか相談したいと思います。私は増やしたら体重も増えてしまうであろうことが最大の恐怖です。でも散歩にも行けないくらい具合が悪くて社会生活が送れるわけがないので増やさなければいけないと思っています。どうしたらいいのでしょう。


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