【読書記録】野口悠紀雄:「超」メモ革命

★★☆☆☆ 野口悠紀雄:「超」メモ革命(中公新書ラクレ)

放送大学大学院での学びや(仕事以外の)日常の情報整理を効率よくするために役立てたらいいなと思い読んでみました。

以下気になった点、参考になった点(抜粋、要約)

・Googleドキュメントを利用する
・メールの下書きをメモに利用する
・最終更新(編集順)でファイルを並べる(押し出しファイリングと同じ)
・捨てることより、引き出す工夫をする
・インデックスページを作成
 例:仕事用メモ、要保存記録、写真インデックス、生活メモ、リンク集、キーワード一覧
・頭の中で考えているだけでは、アイディアは成長しない
・思いついたアイディアを、いつでもどこでも書き留めておく
 そして、それをどんなときにでも引き出せる状態にしておく
・ブックマークではなくリンク集
・検索ができないのは、情報の処理手段としては致命的な欠陥
・クリエイティブな仕事では、様々な情報を関連づけて、そこから新しい価値を見い出すことが重要
・データをいかに管理するかが、仕事の効率に大きな影響を与える
・MTF(Move to Front)によってファイルを並べファイル名によって見出す
・いつまでも繰り返し利用し続けるものには、リンクシステムが向いている
・「TODOメモ」という「箱」は変えずに、中身を変える
・フォルダ方式では、分類の体系を組み替えが難しい
・端末にあるデータではなく、クラウドにあるデータが正本
・フォルダを分類するな、リンクを貼れ(またはフォルダを分類するな、検索せよ)
・自分が持っている資料やデータをクラウドに上げるということは、書斎や研究室そのものを常時持ち歩いているようなもの
・マジカルナンバー・セブン(人間が一瞬で把握できる最大の数は7個程度)
・チャンク(塊)を利用すると、認識、記憶力を拡大できる
・「数日後の自分は別な人間なのだ」と自覚し、「別の人間である将来の自分に、親切な引継ぎメモを作っておく必要がある」
・メモを取るために最も簡単な方法は、「写真を撮る」こと
・要処理案件の記憶は、TODOメモに任せるべき
・人間は情報を単に覚えているだけではなく、様々な情報を関連づけ、つなぎ合わせて、新しいアイディアを創出することができる

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