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子どもを認めるより先にやることがある。
こんにちは。
大変ご無沙汰してしまいました。
いつも読んで下さり、ありがとうございます。
昨年一年間お世話になった
【しあわせなおかあさん塾】。
14期の塾生として学ばせていただいてから
本当に子どもへの見方が180度変わり、生きやすくなったのを実感しました。
私自身が、そして家族を巻き込んで負のループになっていた出口のない悩みの沼から、
抜け出すきっかけになったメゾット。
知ってもらいたいって強く思いました。
誰に?
そう。子育て辛い、苦しい、しんどい、これでいいのかなって不安な、あなたに、です。
しあわせなおかあさん塾メゾットを、広めたい。
そう思って、6月から、「しあわせなおかあさん塾認定講師」養成講座を受講しています。
しあわせなおかあさん塾を主宰されている
青山節美さんのYouTubeは、登録者2万人を超え、今や子育てに悩むおかあさんには有名なYouTuberのお一人だと思います。
そんな方のお弟子さんです、と名乗らせていただくのに、自分も相応しい人間であらねば、と、背伸びしている部分がたくさんありました。
おかあさん塾メゾットを学ぶと、
親から見て問題だな、困ったなと感じるような出来事にも、必ず意味がある、一つ前に何かサインがあることがエビデンスを元に理解できます。
それをもとに、子どもを観察する行動に繋げられる日もあるんですが
どうしても自分の中に子どもを思い通りに動かしたいという気持ちが先に出てきてしまう場面がなくなりませんでした。
無意識のうちに、正しさを、正論を、マジレスしてしまう私が今もいます。
【子育ての悩み】みんな頑張ってるんだから頑張らなきゃという呪い
この動画のお話は、母子登校をしている方のお話です。
なかなか自分と重ね合わせて考えることは、しにくいように感じるかもしれませんね。
子どもは今、その子なりに精一杯頑張っているんです。
だけど親はなぜかもっと頑張って、と願ってしまう。
周りの子と比べては、その時に前提として「もっと高みを目指すことを良しとする」自分の想いをつい口にしてしまう。
「言われてやったことはどうせくじける
言われてやったことはどうせ誰かのせいにする
ああしろこうしろと言われてやったことは身につかないし言い訳になる
けれどそこで何か感じていくことを待つ
大人はああだこうだとその子の考えや思考にまで指示を出しすぎ
どう考える どう感じるかは
その子のタイミング。
その子の心の中にまで親でも踏み込まなくていい」
この動画の中の言葉は、〇〇だからあなたもこうしなさい、と、ついインフォメーションを通り越して、説得になっている普段の言葉がけを反省するきっかけになりました。
自発的には考え行動できることを願っているはずなのに、促しより先回りして余計な雑音をばら撒いているだけになっていたような。。。
説得したい場面も、やっぱりおかあさんはこうしてほしい、と願う場面も、もちろんある。
それを伝えることがダメなのではなく、
順序として子どもの気持ちを一旦受け止めると、親側の要求要望も受け止めてもらえるようになることが多いのですよね。
考えること
感じること
行動すること
結論づけること
そこは、大人の介入すべきところではないのだということですね。
もう一つおすすめの動画を。
【子育ての悩み】一生懸命に、子供のために頑張ってきたよね
視野が狭くなることによって起きる弊害についてのお話です。
一生懸命、子どもに良いものを、とこだわってしまうあまり、非常に視野が狭くなっていってしまうこと、ありませんか。
こだわりはあっていいと思いますが、
うっかりすると囚われてしまって、選択肢がとても狭くなっていくんですね。
この動画の中では、食べ物、そしてゲームのお話が出てきました。
食べ物にしても、ゲームにしても、やはり体や発達に悪いとされる部分があるのは確かだと思います。
ただ、その悪い部分にとらわれてしまい、親としては認められず、制限をかけられた子どもさんの気持ちがとてもよく分かる動画でした。
親は不安を排除したつもりでも
子どもにとって食べ物やゲームという関心が高いものを制限をされることは
子ども時代に大切な土台を作ることを阻んでしまっているのですね。
友達と同じものを食べたい
遊びたいと思うことは当然なのに、
その価値観を作り上げる大切な材料を親の都合で禁止すること。
それが子どもに自分で判断し、選び、経験していくことを奪っているとは。
子どもの安全な成長を願ってしたことが裏目に出てしまう…
親もつらい。子どももつらい。
これは食べ物やゲームに限らず、さまざまな場面で気づかずにしてしまっていることがたくさんあるように感じます。
宿題に取り組む順序、門限、寝る時間、休みの日の過ごし方、お小遣いの使い方。
至る所で、親が良かれと思って、あなたのためにと押し付けていないか。
この子のために。良かれと思って。
親の愛情ゆえのその想いは、本当に子どものためなのか。
客観的にそれを考えられる親でありたいものです。
動画内の字幕にありました。
本当は自分の自己実現に利用しているのではないか、という言葉。
ドキッとしますね。
残念ながら私たちは、思考、判断、決断の場面を
さんざん親やまわりの大人たちや、
多数決という名の同調圧力に引っ掻き回されて育ってきました。
自分の思いをすべて尊重され、意志を貫かせてもらって育った!と自信を持って言える人は、少ないのでは。
そして親になった私たちは、つい無意識に同じことを子どもにしてしまいがちです。
しかし、私たちは順序を変えて接するということを「選ぶ」ことができます。
自分された子育てをタイムスリップしてやり直してもらうことはできなくて
大人になり、親になった今、
自分がして欲しかったことを、自分で自分にしていくしかない。
子どもを認めたいけど認められないと葛藤する時は、まず自分で自分を認める。
自己選択させてあげたいのに口出ししたくなる時は、自分がまず自己選択していく。
ダラダラしている子を見てイライラする時は、
自分にダラダラすることを許可してあげましょう。
だらしない自分がいることは認めたくなくても、認めてしまえば、子どもの気持ちを受け入れられるのです。
この前、目が覚めた瞬間仕事に行きたくなくって、
声に出して言ったんです。
「行きたくないなぁ」って。
一旦、自分の湧き上がるマイナスの感情を出しました。
そしてそれに大人なんだからそんなこと言わないの!とか、自分を叱咤激励することはやめて、行きたくない気持ちをジャッジ抜きで、そのまま認めました。
いやー、スッキリしました!!!
認めちゃえばいつもよりサクサク動ける自分にもびっくり!
そして、今日の時間割最悪!と朝から文句タラタラの前思春期真っ只中長男にも、マジレスせずに気持ちを受け止めることができ、切り替えて仕事に行くことができました。
先に、自分です。
イライラもガミガミも大事にしたい正しさも礼儀もすべて、自分にとっては大切にしてきた価値観や思い込みやこだわりから来ているし、その事実は悪くない。
だけど子どもにそのまま押し付けるのは、ちょっと違う。
子どもは今経験を重ねている途中で、大切なものを獲得している最中だから、私の大切なものと全く同じであるわけがないのですよね。
子どもがたくさんの経験と自己選択の中から、大切な価値観を持ってしあわせな人生を送ってくれたら最高ですね。
そんな人生を、まず、先に私たち自身が送りませんか?
私たち親が先に、自分で決めて、自分で認めて、しあわせな人生を送る姿を見せていきましょう。
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