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谷口流、本の買い方。


〜本日の一枚〜

大学生時代に、イタリア本土からカプリ島という小さな島に船で上陸する時に撮った、アンニュイなおじさまです。ヨーロッパの方って誰を撮ってもそれなりに映えるので無限にシャッターを切れるから不思議です。

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こんばんは。

最近はオンライン飲み会のおかげで家でお酒を作って飲む習慣が付いてしまい、今もほろ酔いでブログを書いている谷口です。


今日は、宅飲み定番の「濃いめのレモンサワーの素」を1:1の割合でより濃いめに仕上げた極上レモンサワーのご提供でブログをお送りします。


さて、今回は「谷口流・本の買い方」についてお話しようと思います。


私はこう見えて日頃から読書を嗜む人間でして、1日最低1時間は読書をするようにしています。ペースはそんなに早くはないので、1ヶ月平均4〜5冊ぐらいのペースでしょうか。

ちょっと前までは、現実の自分を受け入れられず、自己啓発系の本ばかり読んで自分探しの旅によく出ていましたが、最近はどちらかというと今の仕事に繋がりそうなビジネス系の本と、インテリア関係の雑誌を好んで読んでる感じです。

ちなみに、今読んでいる本は、宇野常寛さんの「遅いインターネット」という本です(仕事に全く関係ない内容ですが面白いです)。

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そんな私が、「全然本を読まない」方々におすすめの本の買い方ポイントの1つをご紹介します。


そのポイントは、「近くの書店に行って歩き回る」こと!

「何言ってんだ、ばかやろう!」と思わずに、もう少しお付き合いください。


まず、本を買おうとしたとき、ネットで調べて買おうと考えた、そこのあなた。

一旦そのスマホを投げ捨て、近くの書店に足を運んでみてください。


理由は2つ。

1つ目は、「本のザッピングができる」ということです。

「ザッピング」とは、テレビを見ている際、番組の間に流れるCMの間に他局のチャンネルに切り替えて違う番組を見たりする行為のことを指します。

つまり、「テレビ」を「書店」に置き換えて、書店内にある本をザッピングしてしまおうという提案です。


ネットで何かを購入するとき、「本 旅行 東京」みたいに頭の中に思いつくキーワードで検索すれば、欲しい情報に最短で到達することができます。

でもその欠点として、「自分がまだ気づいていない興味・関心に関する情報と出会う確率が非常に低くなる」というデメリットがあります。


書店には、様々な顧客のニーズに対応するため、ありとあらゆる分野の本が所狭しと陳列されています。一般的な書店の大きさであれば、どのジャンルの本も大抵揃っているので、店内を一周すれば、ほぼ全ての情報に触れることができます。


そして、とりあえず置いてある本を見て歩いていると、意外にも心惹かれるジャンルを見つけることがあります。


私は浪人時代、勉強しかすることがなく、空虚な日々を送っていましたが、ふと立ち寄った書店で恩田陸の「夜のピクニック」という小説に出会いました。

学生の甘酸っぱさをこれでもかと詰め込んだストーリーは、暗黒で包まれた私の心を浄化してくれました。

あの経験があったからこそ、本を読む楽しさに気づくことができたと感じています。恩田陸ありがとう。


そしてもう一つは、「読みやすい本が多く置いてある」ということです。

本屋さんは店内の広さに応じて、置ける本の数が決まっています。当然本屋さんもお金を稼いで食っていかなければいけないので、必然的に店内に置く商品は「人気がある売れやすいもの」をセレクトする傾向があります。

そして、「人気のある売れやすい本」は、たいていどんな人でも読みやすいよう、すばらしい文章構成とレイアウトで書かれている事が多いんです(当たり前の話ですが)。


ネットには初心者向けから専門家向けまで、全ての本が陳列してある状態ですので、買って読んでみたものの、思ったより難しかったり、デザインが気に食わなくて読む気が失せたり、思いがけないリスクがあることも。


書店であれば、手にとってページをパラパラ〜っとめくってみてば、なんとなくの雰囲気が分かりますし、こっそりあらすじを読んでみて内容を確認してみることもできます。


以上、2つの理由をもとに書店散策を強くおすすめします。


そんなこんなで、谷口流・本の買い方虎の巻をお送りしました。本に直接会いにいくことで今まで知らなかった素敵な本に巡り合うかもしれませんよー。

ぜひ最寄りの書店に足を運んでみてください。

では、お休みなさい。



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