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なるか、多地点遠隔リハ!

クラウドファンディング「高齢者にもITを。遠隔ミーティング機器とイベントを提供します。」から始まったこの活動ですが、今回は多地点の施設を繋いで、遠隔リハビリテーションを行いましたので、報告します!

東京・北九州・鹿児島の4地点で。

前回は、講師と施設を繋いだ、2地点でのヨガイベントでした。そのときの様子はこちら。そのときも実際には運営側も別の地点から繋いでいたので多地点は多地点ですが、今回は受講者も多地点と言うことで、一段ステップアップです。

講師は、いち早く遠隔でのリハビリテーション、テレリハを実施されているトータルリハビリテーションセンターの友広代表からご紹介いただいた、山本隆宣先生。関東からの接続です。このつながりも、クラウドファンディングを通じてご連絡いただきました。

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そして、受講側は、北九州市のデイサービス施設と個人宅、鹿児島市のデイサービス施設。関東・北九州・北九州・鹿児島、の4拠点を繋いでのオンライン体操です。

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さて、当日ですが、やはりトラブルはありました。
・スマホ画面を縦表示にしたまま繋いだため、横画面にならずTVにも縦画面のまま表示され、ちょっと開始に手間取りました。
以下は以前から分かっていたことですが、
・以前から分かっていたが、音声をTVから出せないため、聞こえにくい。前回のごとく、現地スタッフに通訳してもらいました!
・画角が狭いので参加者全員は講師から見えない。
などなど。

何も足さない、何も引かない、こだわりみたいなもの。

この辺については、会議用スピーカー、広角レンズなど、周辺機器を買い足せば解決することは分かっているのですが、それをあえてやらないのがこの企画のチャレンジなのです。そもそも、機器はレターパックなどで事前に郵送し、現地で簡単にセットアップしていただけることが大前提です。現在は、パックから取り出して、電源とTVの2点をつなぐだけ、でセットアップが完了、という超簡単設定なのです。もし機器を足すと、
・セットアップが複雑になる。
・往復を含め、レターパックに入らない。
という大問題(?)が発生してしまいます!あくまで、「封をあけて、電源とTVを繋ぐだけ」にこだわっているところです(今のところは、ですけど)。

(↓ゆうちょのページより。)

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はてさて、うまくいったでしょうか。

さて、実際にはじめてみると、それなりにスムーズにイベントは進みました。やはりやっていくとだんだん皆さん気持ちよくなっていく様子で、見ていて楽しいです。

山本講師の感想を紹介しますと、
「はじめての体験でしたが、参加されている方の動きもよく見えて、気持ちよくみなさんと体操が出来ました。始まる前・後のトークタイムで相互コミュニケーションがとれるのはこのデバイスの長所ですね。フィードバックをダイレクトにすぐ頂けるのはすごくうれしいです。」
とのこと。

受講者からも、
・実施中にどこを写せばいいか迷った
とか、多地点だったからなのですが、
・自動的にカメラが切り替わり、他の地点の受講者さんが映ったりするので、講師を見られないときがあった
・通信環境が悪く、お送りしたデータ通信環境では途切れがち
といった課題は見つかりましたが、
「マニュアル通りにやれば簡単に接続できました。」
「他の施設などの様子を見ることができて、もう暑いとかまだ涼しいとか世間話もできて良かったです。」
といった感想で、多地点のイベントも、なんとか大丈夫そうです!

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そして、鹿児島の離島の施設なんかは、本当に行き来が遮断されて、海の孤島?になっていることも知りました。次回は離島を繋いで、やってみることもしたいなぁと思いました!

ちなみに、音声がTVから出ない、カメラが勝手に切り替わる問題も、その後解消できましたので、次回はもっとクオリティを上げられると思います!

まだやります!

さて、今後は、嚥下についてのセミナー・体操など、いろいろバラエティを増やしていきます!嚥下の講師は、谷口縁さん。「顔ナチュラサロン」を運営される、表情筋のプロです!

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高齢者の嚥下機能低下は、誤嚥性肺炎のように死亡リスクの高い疾患につながります。誤嚥について、縁先生のご縁で学べるといいですね!開始の際は、AUTOCAREストアでご案内します。お問い合わせ等は、AUTOCAREまで、ご連絡ください!


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