見出し画像

ブックショートアワード

ブックショートに作品を出して、優秀賞に選ばれたとしても何にもなりません。でもって、優秀賞の中からブックショートアワード大賞作品に選ばれて映像化されても何にもなりません。選ばれたことないから知らんけど。
とは言え、ブックショートアワード大賞作品に選ばれた方々のお名前を聞かないということは、そう言うことっすな。

なんてことは、書いてる側としては重々承知でしょう。

それでも書くのは、もう創作意欲が溢れちゃって溢れちゃって仕方がないからだと思うんです。中学男子の精子なみにピュッピュと。何せ、中学男子はドビュッシーという名前を聞いて興奮するぐらいですから。
おっと下品な表現でした。いや、出産に関わる話だから神秘的な話でしたね。
「やりがい搾取」という言葉がありますけれども「やってやったぞ押し付け」という言葉はありません。でも、あってもいいんじゃないかと。

ブックショートに限らず、自主映画とか演劇とか何やんかんや「やってやったぞ押し付け」なんだと思います。その先には「選べよコラ、選んでくださいよ、何で選んでくれないの?」があるんだと思いますよ。

ブックショートの月別優秀賞って巷に溢れかえっているシナリオ賞でいうところの一次通過作品なんです。だけど、シナリオ賞は一次通過作品を掲載しません。でもブックショートは掲載してくれるんですね。
執筆経歴、おっとポートフォリオって言った方がいいですかね? とにかく経歴に書けるんですわ。
よもや「フジテレビヤングシナリオ一次通過作品」なんて書けないでしょ?「創作シナリオ大賞一次通過作品」なんて書けないでしょ? だって、どこにも掲載されていないし、恥ずかしいし。
せいぜいセックス、ごめんなさい、エックス(旧Twitter……どうしてここまで気を遣った書き方をしているのか、とほほ)で「一次落ちた」的な発言をできるぐらいで。そもそも一次に落ちるってことは募集要項に沿っていないってことなわけで。ちゃんと守りましょうよ、募集要項は。

ブックショートで一次通過(月別優秀賞に選ばれた)した数作品をnoteにアップした限りですと、どうやら誰にも読まれていないようですし、そもそも素人が書いたモノに興味ないようですし、正味な話、書いても意味ないんですよね。

でもまあ「やってやったぞ押し付け」を久々にやってみようかと。
誰も読まない、誰に向けて書いているのか分からない、絶対に大賞作品には選ばれない。でもね、でもでも、でもやるんだよ! という根本敬みたいなことを胸に忍ばせて、駄作を書いてみようかと。

うーん……でもやっぱり書かない!

なんか、ブックショートの案件をこなしている文章みたいになっちゃいましたわ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?