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医者を辞めて、自分の夢を叶える人生

オーストラリアでおたんこナース
高橋奈央子です。

オーストラリアは
2月が新年度のスタートですが、


年度終わりに職場で衝撃的な
出来事があったので
今日はその話をしますね。

私が働く放射線科外来、
その中でも
患者さんの話をよく聞き、


スタッフにはとても気さくな
皆に愛されていた
若い女医さんがいたんです。

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数年前の
クリスマスパーティーの写真↑

左がその女医さんで、
キャビンアテンダントのコスプレ。

私は、1回目の結婚式で着た
アオザイを着ています。


その女医さんが、
タイトルからも分かるように、
医者を辞めるという
決断をしたんです。

それは、
誰が聞いても突然過ぎたし、


辞める理由が分からず
私も驚きましたが、


彼女と最後に働いた日に、
胸の内を話してくれました。


コロナ禍で
家族ともなかなか会えず
闘病生活を続ける、
末期がん患者さんと
話をしていたら、

「やりたいことは今やったほうがいい。
いつかやりたいと思いながら
生きていたら、
そのいつかは来ないかも知れない」

と言われたそうなんですね。

その話を聞いた時に
彼女は、
ハッとしたそうです。


代々医者家系で育った彼女は、
なんの疑問も持たず、

「この学力なら医者になれる」
と感じて医者を志すことに。

日本でも
代々〇〇家系って
ありますよね?


彼女は、
医師の仕事にはやりがいも
楽しさも感じていたそうですが、


数年前に獣医さんと結婚し、
3匹の犬と
一緒に暮らし始めた頃から


自分が小さい頃の夢を
思い出すように
なったそうなんですね。

それは、
田舎で農園を持ち、
動物に囲まれて生活すること。

のんびりと自然の中で
自給自足をすること。

そしてその生活は、
遠い未来に医師を引退してから…
と思っていたそうです。

でもコロナ禍で、
世の中のいろんな変化や
人の価値観の変化が起こる中で、

余命1ヶ月の患者さんとの会話を通して、
彼女は今の生活は
自分が本当に望んだ人生ではないと
感じたんでしょうね。

家族の誰かに
「医者になりなさい」と
言われたわけではないけれども、


両親が医師として働く姿、
兄弟も医師を目指す様子を見て、


自分の人生を
自分の意志とは別に
決められた気がしていたそうです。

そして獣医として働くご主人や
愛犬との暮らしの中で、


なにか自分の生活に
スッキリしない気持ちがあるのを
時々感じることも
あったそうなんですね。


それから4ヶ月、
本当は専門医として
カナダで働くことも
考えいていた彼女は、

人生を変える大きな決断を
したのです。

そんな彼女が、
今オーストラリアの田舎で
スローライフを
楽しんでいる様子を
最近Facebookでみました。

私は、今までナースとして
日本とオーストラリアで
15年以上働いてきましたが、


こんなに若くして
医者を辞めた人を見たのは
彼女が初めてです。

そんな衝撃の旅立ちを見て、

私の家庭では、
私の将来に対する
暗黙のプレッシャーや
親が敷いたレールって
あったかな?

と、私も考えたんですね。

そういえば私の場合、
小さい頃、父の強い勧めで

キャビンアテンダントに
なりたいと一瞬だけ
思ったことがあります。


その後に、
日航機墜落事故の番組を見て、
飛行機に乗ったら死ぬ!と思い、
あっさり心変わりしましたが…


でも父は、
私がナースを志した時も、
ナースよりもJALやANAの
スッチーになればいいのに…

と言っていました。

自分の興味がない職業を
勧める父に
自己中だなと
感じたこともありました。


でも、
若い頃に仕事で世界中を飛び回った
父にしてみたら、
キャビンアテンダントさんたちは
憧れだったので、


そんなキラキラした仕事を
娘にしてもらいたい!

という考えは、
父らしいなぁと思いますね。

ちなみに、みなさんもご両親に、
「こんな仕事がいいよ」
「この職業は将来安泰だ」
と言われたことはありませんか?

ナースという職業柄、
私はさまざまな人と
よく話をするので、


日本だけでなく海外でも
親の一言で仕事や学校を選ぶ人は
意外と多いなぁと
感じているんですね。

それが必ずしも
悪いわけではないのですが、
今日の話に出てきた女医さんのように
ふとした瞬間にモヤモヤしたり、


今の生活に幸せや充実感などを
感じられなくなる人も
いるように思います。

親は子供の幸せを思って、
収入がいい仕事、
安定した仕事、
どこでも働ける仕事、
大変じゃない仕事を

親の価値観で勧めたり
レールを敷いたりしますが、

それはもちろん
子供のためを思って。

愛情深い親だからの行動。

でも結果、
今回の女医さんのように
ふとしたきっかけで

自分の人生に疑問を持ったり、
果てしない自分探しが始まったり
する人もいたりしますよね。

私はナースとして働く傍ら、
自分のやりたいことを色々と
仕事にしておりますが、

未来書き換え自分年表作成講座という
心の講座の認定講師になってから、
そのような悩みを持つ方から
ご連絡を頂くことが
最近、多くなっています。

特にコロナ禍で
普段考えないことを
考えるようになったり、
不安や悩みが表面化して、


これからの人生をどう生きるかを
考え直す人が
増えているのかもしれませんね。

自分の人生これでいいのかな?
本当は何がしたいんだろう?

そんな壮大なテーマで考え出すと、
モヤモヤが大きくなるだけで、


理想の未来やそのための始めの一歩が
分からなくなることもあります。


それはあなたが今、
〇〇すべき
〇〇でなければ

という価値観や思考のクセを
持ったまま考えているから
かもしれません。


それでは、どうしたら
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