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90~00年代中国ヲタク事情おつまみ

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#オタク文化

90末~00年代中国ヲタク事情おつまみ⑤

やっと続けられる。マンガ・アニメ資訊雑誌の話しの番。

マンガ・アニメの資訊雑誌の「資訊」ーー資料と情報ーーは主に何を指しているかについてまず説明しよう。

資料はわかりやすいと思うが、今(当時)に至るまでのマンガやアニメの成り立ちと発展の歴史などの資料、創作者(漫画家・アニメーター・アニメ監督など)の本人及び創作物の資料、そういった作品本体だけではない「周り」の資料である。書面・ネット・(ビデオ

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90末~00年代中国ヲタク事情おつまみ④

漢化組・字幕組ーーいわゆるFanSub(ファンサブ)の話しをしよう。

まず大前提として、これらにヤの付くひとたちや同業者の背景はない。「組」はただ団体・グループ・チームとかそういう意味でしかない。

漢化組の「漢化」の意味は、対象を漢語(中国語)化するという意味なので、マンガ・小説(ラノベ含む)・ゲームなど翻訳対象が文字の作品の非公式翻訳チームが名乗ったり呼ばれたりされている。一方字幕組の「字幕

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90末~00年代中国ヲタク事情おつまみ③

※今回も引き続き海賊版の話しが出ますが、作者は海賊版を推奨する意図は欠片もありません。当時の特殊な時期においてはどうしても避けられないため、できる限り是非評価に言及せず実際にあった現象のみを述べました。版権・著作権を尊重し、買うなら絶対正規版を買うべきというのが現在の作者の考えです。※

今日はマンガの話しだ。

昔論文用に調べた時に関する記憶が確かなら、中国で初の正式版日本マンガ書籍は、『鉄腕ア

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90末~00年代中国ヲタク事情おつまみ②

※今回は海賊版の話しが出ますが、作者は海賊版を推奨する意図は欠片もありません。当時の特殊な時期においてはどうしても避けられないため、できる限り是非評価に言及せず実際にあった現象のみを述べました。版権・著作権を尊重し、買うなら絶対正規版を買うべきというのが現在の作者の考えです。※

さて、VCDの話しをしよう。

VCDは要するにVideo CDの略で、一枚のCD型媒体に20分尺のアニメやドラマが圧

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90末~00年代中国ヲタク事情おつまみ①

自分にだけ書けるものとはなんなのか、と考えた末にこれを書いてみようという気になった。大学でも中国サブカルチャー研究を専攻としてるので、覚書程度に書いてたら、もしかしたらいつか研究に使えるかも、という下心(?)も込めて。

なんで自分にはこれが書けると思ったのかというと、まぁぶっちゃけ当事者だからとしか。80年代末も末の年に生まれて90年代に育ち00年代はどっぷりヲタク文化に浸ってたので。とはいえ実

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