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Aurora Card【オーロラカード】とは?特徴や始め方を解説

近年、様々な暗号資産ウォレットや関連サービスがリリースされています。
しかし、

  • 暗号資産を現金化するのが面倒

  • 暗号資産関連のサービスを手軽に使いたい

  • もっと手軽に暗号資産を使いたい

などの悩みをもつ方のために、今回はブロックチェーンを活用した決済サービスAurora Card(オーロラカード)を紹介します。

入金した暗号資産をATMで現金引き出しができ、クレジットカードを使って実店舗やオンラインショップで買い物が可能です。

本記事ではAurora Cardの特徴や始め方、メリットについて解説します。暗号資産を実生活で手軽に利用したい方は、ぜひ最後までご覧ください。


Aurora Card(オーロラカード)とは?

Aurora Cardの特徴は以下の通り。

  1. Aurora Card=ブロックチェーンを活用した決済サービス

  2. 信託期間と連携することで安全に資金を管理可能

  3. Aurora Card利用時の手数料・出金限度額一覧

それぞれ解説します。

1.Aurora Card=ブロックチェーンを活用したウォレット・決済サービス

Aurora Cardは、ブロックチェーンを活用した新しい形の暗号資産決済サービス
最大の特徴はクレジットカードサービスであることです。

一般的なウォレットで保管した暗号資産を現金化して買い物で使う際には、以下のような煩雑な手続きが必要です。

暗号資産を現金化して買い物するまでの手順
1.ウォレットから取引所へ暗号資産を送金
2.取引所で暗号資産を現金化
3.現金を銀行口座に出金
4.オンラインショップなどで買い物をする

しかし、Aurora Cardであればアプリで入金した暗号資産がそのまま決済可能枠です。アプリに資金を入金するだけで、通常のクレジットカードと同じように実店舗やオンラインショップで買い物ができるのです。
ウォレットから送金する際や、現金を取引所から銀行口座へ出金する際の手数料も必要なくなる点もメリットです。

世界210ヵ国の8,000万以上のクレジットカード加盟店でご利用いただけます!

2.信託期間と連携することで安全に資金を管理可能

Aurora Cardは信託機関と連携しており、安全な資金管理と情報管理が可能です。顧客資産はすべて信託機関によって法的に保護されており、第三者が口座情報を調べることができません。
信託口座と一般的な銀行口座の主な違いは以下の通りです。

Aurora Cardに預けてた資産は外部からの検閲を受けないため、安全に保管できますよ!

デビットカードとの比較

Aurora Cardは信託機関と連携することで高い信頼性を持つため、クレジットカード決済が可能です。

そのため、クレジットカード払いのみ対応しているサービスや店舗で、暗号資産を使った決済ができる点が強みだと言えるでしょう。

デビットカードとAurora Cardの違いを比較してみましょう。

Aurora Cardはデビットカードと違い、暗号通貨決済が可能な点と後払いに対応している点も特徴ですね!

3.Aurora Card利用時の手数料・出金限度額一覧

Aurora Cardに関連する手数料は以下の通りです。

カードを発行するには300ドル相当のUSDTが必要です。
本記事の始め方の項目で詳しく解説しているので参考にしてください。

Aurora Cardの始め方を解説

これからAurora Cardを使い始める方のために、用意する物や手順を解説します。

1.Aurora Cardのアカウント登録

まずは以下のリンクからアカウント開設ページにアクセスしましょう。

登録フォームに以下の情報を入力します。

  • 氏名

  • メールアドレス

  • 招待コード

  • パスワード

  • パスワードの確認

アカウント登録メールを確認し「Activate」をクリック。登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインしましょう。

2.個人情報の記入

Aurora Card公式サイトに戻り「Next」ボタンをタップして個人情報の入力に進みます。
以下の情報を入力して次のページに進んでください。(*は必須項目)

  • ユーザー名*

  • メールアドレス*

  • Telegram ID

  • パスポートに記載のある氏名* (KYCと照合します)

  • カードに記載する名前* (ローマ字のみ)

  • アプリに登録したメールアドレス*

  • 銀行番号* (SMS受け取り可能な番号)

  • 国名*

  • 郵便番号*

  • 都道府県*

  • 市区町村*

  • 丁目番地号*

  • マンション名/部屋番号等

3.カード発行手数料の支払い

個人情報の入力が完了したらカード発行手数料の支払い手続きを行います。
Network選択欄からERC-20(イーサリアム)またはTRC-20(トロン)を選択し「Proceed to Checkout」ボタンをクリック。
入金用アドレスが表示されるので、300USDTを送金し「Finish」をクリックします。

送金するネットワークを間違えると資産を失ってしまうので注意しましょう。

支払いステータスを確認し、緑のマークが表示されていれば支払いは完了です。赤いマークが出ている際は不足分を追加で送金しましょう。

カードが発行されるとメールが届き、「Check Delivery Status」をクリックすれば発行ステータスを確認できます。
グレーのステータスは「カード発行手配中」、グリーンのステータスは「カード発送済み」を意味します。

手数料の支払いから発送まで2週間程度かかります。

USDTは国内取引所では購入できないため、海外取引所を利用する必要があります。

はじめて海外口座を作成する方には
取り扱い銘柄数が1,500種類を超えるMEXCがおすすめ。

以下の記事で口座開設方法を詳しく解説しているので、参考にしてください。


4.アプリの設定とKYC

カードの連携とKYC(本人確認認証)に必要となるPA Allianceアプリをインストールしておきましょう。

KYCの際に必要な本人確認書類はパスポートのみ利用できます
日本在住の海外の方でもパスポートがあれば、作成可能です。

運転免許証やマイナンバーカードは利用できないため注意しましょう。

ダウンロードしたアプリを開いたら「Register」をタップ。アプリ用の新しいパスワードを設定します。
Aurora Cardアカウント登録時に使用したメールアドレスを入力し「Send Verification Code」をタップ。

確認メールに記載されている承認コードをアプリに入力しましょう。

次に、電話番号を入力します。国番号は「+81」と入力し、電話番号の1桁目を省略して入力したら「Send Verification Code」をタップ。SMSに届いた認証コードをアプリに入力します。

次にKYCの設定を行います。画面左下の「Accounts」をタップして「Required information」をタップ。「Start Electronic Identity Verification」をタップします。

ブラウザーが起動するので「Allow」をタップしてカメラの起動を承認してください。

画面の枠内にパスポートを合わせ、写真を撮影します。次に顔写真を撮影して顔認証を実施しましょう。

スキャンが完了したらPA Allianceアプリに戻り「REQURED INFOREMATION」をタップして認証が完了しているか確認。承認されていれば「Success」と表示されています。

アプリに表示されているパスポートの情報が間違っていないか確認し、年収と役職を入力して「Submit」をクリックすればKYCは完了です。

最後にPA Allianceアプリの「Register Alliance Account」をタップし、Signature欄に指で署名し、規約を確認します。

「Register」をタップして規約に合意し、次に出てくるポップアップの「OK」をタップすればPA Allianceアプリの設定は完了です。

5.カードが手元に届いたら

DHLでカードが届いたら、カードの左下の表示名が申し込み時の名前と同じであるか確認しましょう。問題なければグレー枠内に署名します。

PA Allianceアプリを開き、「Card」タブを開いてカードが表示されているか確認します。表示されているカードをタップすればピン番号や利用上限を設定可能です。
カードが表示されていない場合は「Don’t See Your Card?」ボタンをタップしてカード情報を登録してください。

カードの利用履歴もこちらのメニューから確認できます。

6.Aurora Cardに資産を入金

PA Allianceアプリ画面下部の「Accounts」タブから表示されているAccountをタップして「Digital Assets Injection」をタップします。

入金したい通貨を選択しましょう。

2024年6月時点ではイーサリアムのUSDT/USDC、TRONチェーンのUSDTのみ対応しています。

通貨を選択したら表示される入金用アドレスに通貨を送金します。

ネットワークやトークンの種類を間違ってしまうと資産を失ってしまうため注意してください。

Aurora Cardに今後追加される可能性のある機能やサービス

ここからは、Aurora Cardに今後追加される可能性がある機能やサービスについて考察します。

  • TONの入金に対応する可能性がある

  • Aurora CardがApple Payに登録できる可能性がある

  • Aurora CardのTelegramミニアプリがリリースされる可能性がある

  • エアドロップの可能性がある

あくまで見解のため、紹介する内容が確実にリリースされるわけではないので注意してください。

●TONの入金に対応する可能性がある。

2024年6月時点では、Aurora Card入金時に使用するPA Allianceアプリでは、イーサリアムチェーンのUSDT/USDCまたはTRONチェーンのUSDTしか対応していません。
しかし、今後TONの入金もサポートされる可能性があります

TONとは?
Telegramの創始者であるデュロフ兄弟によって開発されたブロックチェーンプロジェクト。処理速度が高速でTelegram内のウォレットで使用できる。

日常的にTONに投資している方であれば、Aurora Cardの発行手数料の支払いと入金がスムーズに行えるでしょう。

●Aurora CardがApple Payに登録できる可能性がある

将来的にAurora CardをApple Payに登録できる可能性があります

Apple Payはあらかじめクレジットカードやプリペイドカードを登録しておくことで、iPhoneやApple Watchで決済ができるようになる仕組みです。
Aurora Cardが登録できるようになれば、App Storeアプリ内の課金や普段の買い物だけでなく、電車やバスの支払いに利用できるようになります。

クレジットカードよりも利用出来るシーンが増えるため、より利便性が高まることでしょう。

●Aurora CardのTelegramミニアプリがリリースされる可能性がある

ミニアプリとは?
Telegramメッセンジャー内で利用できるWebアプリケーション。

ミニアプリがリリースされれば、Telegramでチャット相手とやりとりをしながら別のアプリに切り替える必要がなくなるため、スムーズな支払い手続きが可能になると考えられます。

●エアドロップの可能性がある

先行リリース版となるベータテストに参加したユーザーには、何らかの形でエアドロップがある可能性があります。

エアドロップとは?
新規プロジェクトがユーザーを集めるために暗号資産やポイントを配布するイベント。

2024年6月時点ではまだどのような形で実施されるかは公開されていません。

しかし、Aurora Cardを持っているだけで何らかの特典が得られる可能性があることから、気になる方はベータテストに参加しておくと良いでしょう。

Aurora Cardに関するQ&A

Aurora Cardに関するよくある質問と回答を紹介します。
疑問をお持ちの方は参考にしてください。

Q. Aurora Cardの正式リリースはいつですか?

A. 2024年6月現在、Aurora Cardの正式リリース日は公開されていません。最新情報は公式サイトから入手してください。

Q. ベータテストにはどうやって参加すればよいですか?

A. ベータテストに参加するには、以下のリンクからAurora Cardのアカウント登録を行ってください。紹介コードが入力された状態で登録が可能です。

この記事では、Aurora Cardの特徴や始め方、メリットについて解説しました。
最後に重要な点をおさらいしておきましょう。

  • Aurora Cardはブロックチェーンを活用した決済サービス

  • クレジットカードとして利用でき、店舗やATMで利用できる

  • 信託機関と提携しており資産を安全に保管できる

Aurora Cardはブロックチェーンを活用した新しい決済サービスです。クレジットカードが使えることで、暗号資産をより実生活でスムーズに利用できるようになります。

この機会にぜひAurora Cardを使い始めてみましょう。


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