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過去の自分の作家経験をフィールドワークとして捉え、今後の文化支援について考えていこうと思ったのでまとめ

改めて今後やりたいことをまとめました。

・過去の作家経験を踏まえて、今後の市場や業界について考えていきたいと思うようになってきました。

もともとは勉強の他に課題ではない自主制作からはじまった作品制作、様々な機会をいただき経験させてもらったので、これを念頭に「モノを作る人」と「丹精込めて作られたモノを求める人」が出会うようなきっかけとしての「伝え方」あたりを探求出来たらいいなと思っています。

もちろんその中には「難しくて近づきがたいもの」もあるし。「作りたい!という溢れるばかりのエネルギーで作られたもの」も、あります。そんな玉石混交な中にお気に入りを見つけられたらいい。こういう市民活動のようなものは一見地味ではあるけれど、文化としては成熟している証拠だ。なんせ、地味と感じられるとはそういうこと。そこで小さいながらも経済圏ができれば作り続けることが可能になり。そして発展していけば健全な業界になるんじゃないかと思います。でも願ってばかりでは変わらないので、少しずつでも行動したいなというのが今の自分。

と、するとまず一番に思い浮かぶのがSNSなどのインターネットを媒介にして発信すること、次に自分で販売してみることでつまり市場に飛び込むことだ。

私もここからスタートし、今がある。

作家として約三年と少々活動し、様々なお店やイベント・メディアと関わってきた経験をフィールドワーク(※1)として捉え、今後の研究に生かそうと考えています。

※1フィールドワーク
学問の性質上研究室の外で行う採集、調査、研究など。また、教育上の目的で行う現場学習。
(精選版 日本国語大辞典より引用)

そこで、このnoteではマガジン機能を使用して、モノを作っている方のnoteを収集しています。個人で行っているものなので網羅的とは言えませんが、作っている人たちの気持ちにグッときたものを集めています。この機能はnoteのサービスの標準的な仕様であることから、このマガジンに追加するために利用者の方にご連絡をすることはありません。(もしマガジンから外して欲しい場合などはメッセージをいただければ、すぐに対応させていただきます)


・現在在籍している大学で、学芸員資格と文化支援について学んでいます。

他にも図書館司書についても学びたく検討中です。これはインターネット上での知識の調べ方など、アクセスの仕方についてまずは既存の文化施設の情報の収集や管理の仕方を学んだ上で研究したいと考えたからです。これも個人的な思いですが、独学ではアクセスできる情報が少なく、もうすこし親切な何か(サービス?)ないの…?!と困り果てたことが何度もあり、交通整理を兼ねて、何か携われることを見つけたいと考えています。

学んだこととか、気づいたことの進捗にサークルをやっています。ほぼ一人言ですが、記録するのが面白いのです。


・ライフワークとしては色彩について考えていきたいです。大学では文化支援を学びますが、それとは別に作品制作を通して自らもこの業界には当事者として関わりたいという欲深さ。比重は時とともに変化しても良いのではというのが基本です。作品は織物という少し特殊な色の見え方をする媒体なので、コツコツとやっていきます。過去作は下のマガジンにまとめてあります。

他、タペストリーのワークショップを行ったのをきっかけに作り方のレシピを有料マガジンにて公開しています。私はこの作り方ですべての作品を作っています。

ステイホームの期間には制作キットを作り販売とサークル機能を利用してレクチャーもしました。

最後に、インターネットをきっかけに広がる世界もありますが、すべてが良質の情報とは限りません。中には著作権を無視して無断に公開されたものや、権利の特性上アクセスできないものもあります。インターネットの世界ではアクセスできないものは存在しないものとして同義されがちですが、そんなことはない他にも方法はある。という事を言いたいし、つなげていきたいなとも思うのです。あと続けるためには楽しまなくちゃいけない。その環境も自分で作れるということも言いたいな。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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