色の世界
色の世界は、表現の自由
人の色の世界は、いつから始まるのでしょう
人は、この世に生まれて約1か月頃には、黒や白やグレーの“濃淡”をぼんやり認識できるようになります
色は無数にあると言われますが…
『黒』
に、どんな印象を持っていますか?
実は、
『日本で最も高貴な色』
とされていて、“めでたい、祝い事”としても使われています
神事では、古くより白黒の鯨幕(くじらまく)が使われたため、本来は、弔事(不幸事などのこと)・慶事(祝い事など)に関係なく使用される色でもあります
また、実際、皇室では皇族の結婚にあたって行われる儀式や結婚式等、出雲大社の大祭でも使われています
それが、昭和初期に葬儀社が鯨幕を使用することがきっかけとなり、現在に至っているという背景があります
このように…
『黒』の一色、単体の色が持つそもそもの意味は、集団で何らかに掲げられた意味づけによって、固定されていったのかもしれません
その色の意識づけを超えて表現してくれるのが、子供達です
『自由』であると言うこと
色には性別、世代は関係ありません
それは、先ほどのおりらレイディオでの幼少時代のくまちゃんとお母さんとのお話からもよく分かりますよね…
当たり前は当たり前じゃないかもしれない世界をもっていて、その世界は素晴らしいのかもしれないと言うこと
そして、くまちゃんがこの記事で紹介されていたのがこの方…
『松尾たいこ』さん
実は、数年前に絵を通じて出会わせていただいていました
ある日、大切な人から自分に手渡されたもの…
それは、「卓上カレンダー」でした
「この絵は誰が描いたんだろう」
帰宅して1人部屋にいる時、ぽつりと呟きながら…この絵から“温かみ“に包まれたことを覚えています
そして、この月の先に描かれている絵に触れたくて、気がついたらカレンダーをめくっていました
その年は、毎月、その大切な人と松尾たいこさんのお陰で心包まれる1年になりました
松尾さんは、常に『目的』をもって、真心をもって絵に命を宿し続ける方なのだと感じています
絵を通じたご縁はこれだけで終わらず…
松尾さんが生まれた広島県呉市ですが、実は、自分の人生に大きく刻まれた1ページでもある場所です
今でも…感謝せずにはいられない場所です
人を通じて、絵を通じて、感謝が溢れるほどありがたいことはなく、改めてご縁とは、本当にありがたいものだと感じています
表現する源は、創作する人の心
真心が宿される作品は、その作品に出会った人々の心に届き、共鳴し合いながら繋がっていくものだと実感しています
皆さんも是非…
もしかしたら、松尾たいこさんの絵に触れることで、何かが始まるかもしれません
今日も心からありがとうございます🌈
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