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【分析】業績アップ銘柄でGUからの上昇トレンドに乗れず損をする理由

はじめに

 デイトレ、スイング取引をするとこの疑問、GU(Gap Up)とGD(Gap Down)の攻略にぶち当たることがある。短期売買ではGU,GD銘柄が値幅もとれるし、攻略するにつれエントリータイミングも精度が上昇し勝率が上がるが、少し変わってきたように感じる。

寄りでGU起こるパターンは2つ、細分すれば3つ

 当たり前かもですが、以下に3つ

① 大勢の買い

② 大勢の空売り組の買い戻し(説明は略します)

 ①の買いのうち、主語の違いでさらに2つに区分できる。大口投資家と大勢の個人投資家です。まず、GUやGDが起こる銘柄の株価は、大口投資家が仕込み、売り抜くまでトレンドが発生。特にGU後に株価上昇する場合は大口投資家しかいないと考えるべき。個人投資家が仮にGUに貢献した場合、寄りで天井となり、下落となることが多いと考える。仮に、上昇した場合は大口投資家などが個人の買いを振り落とす値動きとなる場合が多い。「ふるい落とし」、またはGUによりできらた空白を埋める「窓埋め」ともいう。

 次は、個人投資家が大勢の買いのパターンについて。2つのケースを考える。株価が高値圏にある場合における上昇トレンドが形成されている場合、個人が飛びつきやすい環境ができており株価が上昇する。実はこの売りは大口さんが売っているということを理解する必要がある。したがって、大口の売り抜け時点で天井となり、次は下落トレンドになる。次に、アナリストがレーディング引き上げの場合です。上述と同じで、個人が大勢殺到し、大口投資家が売り抜き天井となる。

 機関投資家も参加していれば当然上昇トレンドです。が、大口投資家が相場を形成している場合、ただのGUと捉えるべきです。

 いずれにせよ、上記のような値動きのある銘柄は、大口投資家が浮動株を大量保有している可能性が高く、個人投資家が警戒すべきことはこの事実がある可能性を否定しないことと感じる。大口は底値で仕入れる。さらに、それら仕入れた株式を売りぬくには、仕入れ以上の出来高が必要。底値から上昇トレンドなど出来きない。ある程度の出来高が必要となる。

 なおGDは、上述のGUの各ケースの逆です。

まとめ

①の要因の内、大口さんが作るGUは、「売り抜く」場合と「相場をつくる」場合の二つに区分しました。

 当たり前ですが、稼ぐために相場を作るので、相当な計画がなければ上述の相場をつくることはできません。きっかけとなる「材料」、「景気回復」、『業績回復』などが撒き餌になっているのでは。「増配になる」なども良い材料として個人が飛びつく場合が多いと思う。

付言

上手にGUに乗るための対策は、なんと言っても「ファンダメンタル」を勉強することが一番。「インサイダー」チックな情報が落ちている場合がある。

以上です。運は努力からつかむことができると言うことを付言します。拝読に感謝いたします。

追録:読み返し、説明が分かりにくいかも。いずれ文章は書き換えるかも、すいません。