見出し画像

【分析】介護銘柄(12/11現在)

監視の銘柄

以下の6銘柄です。(金額は12/11現在の株価額 括弧内は先週末比)

<2374>セントケア 858円(+23)

<6077>N・フィールド 783円(+15)

<2398>ツクイHD 561円(+11)

<2415>ヒューマン 753円(+9)

<2373>ケア21 2,699円(+184)

<2415>ソラスト 1,478円(-23)

<2393>日本ケアサプライ 1,632円(-18)

<7061>日本ホスピス 1,928円(-22)

ケア21決算


 12月11日決算を発表、営業益は前年比25.8%増。今期(21年10月期)は20.4%増を見込むとの結果。本決算で3期連続で過去最高益を更新する見通。この決算で15期連続増収、3期連続増益。また、今期の年間配当は増配(35→40円)する方針。

 今期見通しは弱めと認識。前期(20年10月期)決算より強気でよいと私は感じている。しかし、決算短信を読むすすめると精緻な情勢分析がなされ、決して楽観できない、業界を取り巻く環境等が厳しいことが読み取れます。しかし、本業に対する姿勢は非常に前向きな表現でした。それら表現の一つ一つが力強い印象を受けさせ、経営者の熱意が伝わります。ただ、業界は厳しい競争に晒され現実的な見通し。弱気に映るとの見方は否定しない。言い換えれば、今期見通しは必成するとも理解可能です。

他銘柄の値動き(12/7の週)
 私は、セントケアとN・フィールドを中心に監視。いずれの銘柄、値動きの激しい週でともに上値が重かった。次週は要注視で上昇も下降もある。ただ、いずれの銘柄も業績は良く、いつ高値をトライしても良い。

 また、ツクイHDは、週半ばにかけ大きく下落、週末に向け上昇。トレンドが転換したと思われ、次週は上昇する局面と見てます。当面、600円を超えるか要監視です。なお私はツクイHDはポジションを保持、他銘柄はノンポジです。(下落を待っている。)

最後に補足

 介護業界は競争が厳しいのに加え、人材不足です。求人倍率も1倍を超えていることから、人材確保に苦しんでいる。業績の良し悪しは、既存の人材回転率に依存している。業績が良いとは、人材によるところが大きい。しかし、コロナの影響から活動の制限をうけ、デイサービスなど利用者低下などのリクスを常に保持。また、ツクイHD発表の月次データによると、直近の顧客単価が減少してます。(現在、IRに問い合わせ中です。)