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意見のないポジション取りが生きにくくする理由

こんにちは!

世の中多くの情報や出来事に揉まれて
私は日々「自分の意見を表明すること」が

どれだけ大切か
どれだけ生きやすくするか

実体験を通して感じています。


知識も経験も少ない若きし頃は
「自分の意見はこれだ!」と言い切れていたのに
多くの情報や経験を重ねるうちに
全ての選択を正味しながら自分の意見をはめ込んでいき
YESもNOもない意見が膨れ上がっていきました。


マキシマイザーとサティスファイサー


選択において、人のタイプを2つ分けることができます。
それは
マキシマイザーとサティスファイサーです。

文字を見ただけでハッとした人もいるかもしれないですが
簡単に説明していきたいと思います。

マキシマイザー *****
・全ての選択肢の中から、自分が最も良いと思えるものをいつも選択する

→→  全ての中から選択しているので、より良いものを選んだという期待感がとても強くなります。

サティスファイサー *****
・全ての選択から検討せず、程よいものを選んで満足します。

→→  まだ見てもないものに思いをはせず、今この状況で生きています。


私は、完璧なマキシマイザーで
目の前にない選択肢を探し
健闘域を最大限に広げ、答えを出そうとしたり
買い物をしていました。


フランスに住んでいる私は
人と話すときにちょっと苦手なのが
意見がなくても意見を言わなければいけない文化があることです笑

どんなに若い子供たちも
大人と一緒に会話をし意見交換をします。


YESと言い切った人は最後までYESを突き通し
NOと言い切った人は最後までNOを解説していきます。

苦しい解説じゃない?って笑ってしまうことも度々出くわしますが
言い切ったら最後まで言い通します。

あまり仲良くない仲や
気を使う仲だと
どちらかが折れて直ぐに会話が終わる場合もありますが。。。


意見が間違っているか正解かは問題ない


私はいつも「正解」の意見でなければ言い切れないと思い込んでいたのですが

いかがでしょうか?
世の中には正解のない問題が沢山存在しています。

そして、そんな正解のない物事にこそ!
意見を求められ
ていることが
ほとんどだということを
身をもって理解できるようになりました。


例えば
「ワクチンをした方がいいのかどうなのか?」
これは完全に正解を1つ決めることが出来ないことですよね。


「子供を私立に通わせた方がいいのか、公立がいいのか?」
こちらも一概に正解はありません。
その子供、家族の環境などで全て変えることができます。


私は、自分の意見を求められたときに
「それは間違っている!」と結構な確率で言われます。

実はそれが原因で
正解がない物事にYESかNOで言い切ることを止め
どっちでもない意見が私の意見だということを理解してほしい」

と主張していました。

完全にどのポジションも取らない選択です。


しかし、それが原因で人生がどんどん生きにくくなっていることに
ようやく気づいたのです。


ポジションを取らないということは
自分の存在価値までも曖昧になってくるのです。


ポジショニングからの逃げが起こす自分軸の歪み


私は、キャリア迷子から始まり
フランスに移住してから人生迷子になり
精神学、心理学や脳科学などを読み漁って
幸福や成功に関するノウハウを試してまくっていたのに
全ての実験が持続しないことに気付いたのです。


平和とか、穏やか、しなやか
そんな柔らかい言葉に吸い込まれてしまう私は
どこかでキチッとネジを締めなければいけないことに気づけず

柔らかいことばかりしていたのです。

・運動したり
・瞑想したり
・今に感謝したり
・刺激環境を自ら作ったり
・目標を立てたり
・マインドマップを書いたり
・味(今)をじっくり味わったり

全てを私生活にどれだけ取り入れても
私の軸はいつも緩んでいる感がありました。


その緩みが
意見のポジショニングから逃げている
ということだと気づいたのです。


自分の意見を否定されることが怖くて、
否定の言葉が嫌いで、

自然と意見のポジションニングを取らない選択をしていたのです。


意見を決めた後が最大のポイント


小さい事(日常)から意見を固めていくことで
少しづつ大きな問題(社会)への意見を決めることが出来ます。

ここまでは私もかつては出来ていたのですが
次の工程が抜けていたことが原因で
ポジションから逃げていたのです。


せっかく決めた自分の意見に
質問返しされてしまったり
否定されたり
攻撃されると
自分の意見がグラグラしてしまい、会話にブロックが掛かってしまいました。


その工程とは

自分の意見を自分で反論する

です。

自分の意見を決めたらそれで終わりではありません。

例えば
「子供を私立に通わせたらいいのか?それとも公立に通わせたらいいのか?」

そんな問いに
「私立にしよう」
ときめた自分の意見に対して

反論
「でもお金がかからない?私立に行ったからといって勉強ができるとは限らないんじゃない?」

などという反論に対して
より自分が出した答えを明確に理由づけするために
出した答えの、さらに意見を付け加えていきます。

「私立だと公立より遅い時間に終わるから
仕事が終わったら子供をどこかに預けずに済む」

など決めた意見をどんどん揺るぎない意見として
固めていくことが出来ます。

こうすることで
批判されても、反対されたとしても動じなくなり
最後まで意見を言い切ることができるようになります。

もちろん私みたいな
ポジショニングを取らないことが癖になっている人は
できるようになるまでは時間がかかりますが

トライしている期間は
驚くくらいに楽しいです。

緩んでいたネジを締めていくので
自分軸がしっかりしてくることに実感してもらえるかと思います。


凛と生きること


今回のお話は

どんなに幸せバロメーターに合わせて行動したり
今をしっかり味わっても

なんとなく歪みを感じている人に伝えたかった
(私だけだったりして笑)


私たちは多くの状況が重なって初めて幸せを継続して感じることができるのだけけれども

その時に
気持ちから湧き上がる魂が
姿勢を凛と立ててくれて
そんな自分に自信が持てて
どんなに強い風が吹こうとも
平気な顔をして立てていると

そんな強い自分の姿に惚れ惚れしてしまうと思うのです。

私がそんな人間です。

私のように
意見がないことが意見と思っていたら
もう1度考え直してみてください。

あなたの意見は
どんな意見を選んだとしても輝けるのです
心が震える生き方ができるのです。

間違っていることに怖がらず
正解のない中から
自分だけの揺るぎない意見を持つことに
思い切り楽しんでもらいたい
と思うし

私も楽しんいる人の1人です。


しっかりネジを締めて
自分軸を立てていきましょう。

あなたの輝きは今のままでは終わらないのだから。

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