絵画におけるソクラテスのたたずまい

先日、ルーヴル美術館展に訪れた時、いかにも厄介そうな哲学者がいたんです。題名をみなくても哲学者なんだろうな、と思うような佇まいをしていたんで、思わず笑ってしまいました。

「官能性の抱擁からアルキビアデスを引き裂くソクラテス」 ジャン=バプティスト・レグノー

特に情報を与えられなくてもソクラテスだとわかりますよね、これが非常に面白いなと思って、他の作品ではどのように扱われているのかみていきましょう。

「ソクラテスの死」ジャック=ルイ・ダヴィッド 

初めは有名な絵からみていきましょう。これはソクラテスが裁判で有罪判決が出て毒杯を飲み自殺を図っているシーンですね。

「アテナイの学堂」ラファエロ

この絵画はよくプラトンとアリストテレスが注目されますが、実はソクラテスもいるんですよね。プラトンの左側に焦茶色っぽい服を着ている男性です。なんだか特徴がわかってきましたね。どんどん次に行きましょう。

『「古代史」より「ソクラテス、アスパシアの家で」』オノレ・ドーミエ

今までの絵画よりもある特徴が非常に表現されていますね。ソクラテスの厄介さが面白いほど現れていて、調べていた時このような作品があるのかと驚きました。
こういう点がアウトプットのためのインプットをするメリットだと思います。


とまあこのような感じです。

これらをみて皆さんはどのような印象を受けましたか?

わたしなりに絵画におけるソクラテスのイメージをまとめると、

・老爺
・禿頭
・古代ギリシア特有の布を着ている
・髭が生えている、特に顎髭が長い
・めんどくさそうな性格をしていそう

このようなまとめになりました。おおかたイメージ通りでしたね。

最後にいらすとやの画像を貼って終わります。楽しんでいただけたら幸いです。

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