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【Day0】正直ワーホリ行きたくないな、でも

いよいよ憧れの地、ニュージーランドでのワーキングホリデーへ旅立つ日がきた。
現在乗り換え地の中国・広州空港にて、オークランド行の飛行機を待ちつつこの文章を書いている。

トラベラーズノートをカスタマイズした

羽田空港を経ってから5時間。
ここまできたら引き返せないから正直に書くけれど、ここ1ヶ月ぶっちゃけ行きたくなかった!!

私がワーホリに行こうとしていた事実をみんなの頭からスッパリ消し去れるなら、間違いなくその魔法を使って日本に引き返してるレベル。

だって日本はご飯も美味しいし、選ばなければ仕事は転がっているし、安全だし、なんやかんや生きやすい国。
そんな優しい国から出て気楽にやっていけるほど、私が優秀な人間ではないことは25年生きてきてわかってるし。
普通に観光ビザで1ヶ月くらいゆっくりすればよかったんじゃない?ってずっとぐるぐる。

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人間が成長するにはコンフォートゾーンから抜け出すことが必要だ、とはよく聞くし、実際そうなんだろうけど、
そもそもどうして人間がコンフォートゾーンに留まるように進化したか、という話で。
本能に抗う以上、生き物として苦しいのは当然だよね〜とちょっと悟ったフリをして自分を慰めている。

さて、この不安を深掘りしていくと、「想像がつかない」ことが全てだと気がついた。

受験、就活ともに身の回りに経験者が腐るほどいる世の中、成功例も失敗例も見ようとせずとも視界に入ってくる。
けれどワーホリについては、顔見知りで行った人が1人もいない。
今はSNSでいくらでも実例は見ることができるけれど、顔も知らない誰かをみたとて、自身の想像につながるかと聞かれると答えはNoだし。

まーったく想像もついてないから、
もしかしたらとてつもなくバリバリ働いて、胸張って帰国できるかもしれないし、数ヶ月で挫折して帰るかもしれない。
私のメンタルの弱さは私が1番よく知っているし、一方で私の生き汚なさ、サバイバル能力も私が1番よく知っている。

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なんて、弱音を吐いてみたけど、書いてるうちに気がおさまってきた。
行くしかない、ダメだったら帰って来ればいい、
幸いにも帰る場所はあるし、ダメだったらバカだなーって笑ってくれる旧友もいる。
あわよくばこれを読んでくれてるあなたにも、どんな結果になろうともぜひ笑ってやってほしい。

それでも襲ってくる不安から目を背けるために、今は自分に酔いひしれたい気分だ。
テーマソングは"I ain't worried"がいい。

いろいろな都合から、1番長く滞在できたとして、350日。
どうかこのnoteの終点が、350日後でありますように。


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