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207 誘われて嬉しいかな

月に2回も彼に会うのは、最近は珍しいかな。彼が候補日にしてくれた日、わたしの娘の用事が早めに済んだので、わたしの最寄駅で夕方から彼に会うことになりました。
わたしがSNSで見つけたお店に行ったのですが、お店の人も感じ良くて、のんびりおしゃべりしながら、冷たいお酒を飲みました。
彼は、明日の出張先に前泊するそうで、そこそこ大荷物でした。
前回会った日も、出張先に前泊だったんだけど、彼にしてみれば、ラブホに行ったあとに、奥さんのいる家に帰るのはやっぱり嫌なのか、もしかしたらちょっとバレたとか、なにかあったのかもしれない…  
デートの日に、「今日はあんまり遅くなれないんだ」っていきなり言われて、はあ?って嫌な気持ちにさせられたことが今までに何回あったことか。

奥さんに、こういう関係がバレそうとか、バレたとか、迂闊にわたしに言ったら、わたしは「もう会うのはやめよう」と言い出すだろうと思うから、そういうことを言わないのかもしれない。
彼がわたしとの関係を継続したいと思っているなら、何も聞かずに今のままでいいと思っています。

わたしは今夜は、ゆっくりお酒飲んで、彼をお見送りしようと思っていたんだけど、お店の外に煙草を吸いに行った彼が「すぐ近くにホテルがあったよ。行きたいなあ!」って、ストレートに言ってきた。え??時間は大丈夫なの??って聞いたら、「◯時半に出れば大丈夫だから。」って言うんだよね。。

ちょっと迷いました。。だって、セックスは、2週間前にしたもん。月に一回あれば充分じゃない? わたしたち、50代だしね。
それに、こんなところで娘の友達に会う可能性だってゼロじゃないし。
でも、わたしたちはまあ1時間もあれば、一緒にお風呂に入って、いちゃいちゃして出てくることは可能です。爆  もういい歳だから!!
まあ、時間が許すならせっかくのお誘いだから、お受けすることに決めました。
初めてのホテルに行って、一緒に汗を流してから、また汗をかくくらいいちゃいちゃしました。

いつもいつもこの結論だけど、肌を合わせると、濃密なコミュニケーションをしたなあっていう実感があります。 快楽の追求とはいかないけど、非言語で愛しい気持ちを確認し合う時間にはなります。

7月は会えなかったから、冷め切った気持ちが、こうやって会えば、きちんと戻るんだなあ、と、しみじみ思いました。
会う時間を作るって、やっぱり大切なことだよね。 彼はきちんと関係を続ける努力はしてくれてるんだな。
性愛とは生きる喜びだなあって、お互いに感じられて、そういう気持ちを継続するためにも、お誘いを断らなくてよかった気がします。 もう、わたしたちなんて、一期一会の関係だから。


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