AB社コラム号外!AB社代表小柳の本「鬼時短」が出版されます!
突然ですが!来月(2024年2月)に、AB社代表の小柳の本が出版されることになりました!!!
タイトルは「鬼時短」。このnoteでも何度か言及してきた時短をタイトルにしています。小柳が電通勤務時代に取り組んだ勤務時間削減の経験をベースに、改革を迫られている経営陣に対する提言をまとめています。
今回はこの本を書いた理由、込めた想いをお話します。
「ホワイトネス化」が進む時代
この本を書いた最も大きな理由は、「ホワイトネス化」が急速に進んでいることです。
昭和の薫りを漂わせた、いわゆる「ブラック企業」は忌み嫌われます。
大学生が就職先を選ぶとき、ホワイト企業であることは大前提。何よりも「ブラックorホワイト」の見極めに必死です。
芸能界も、スキャンダルを起こせばボコボコに叩かれ、活動休止に追いやられます。常にホワイトであることが求められています。
メーカーの内部告発も後を絶たないですよね。企業も1ミリの曇もないホワイトであるべし、なのです。
「ホワイトネス化」への第一歩が、時短。
そのため、経営陣は昭和の薫りを残したブラックから「ホワイトネス」な企業になるために、経営を変えなくてはなりません。
その第一歩が、時短です。
とはいえ、時短をしてもらうことを目的としてこの本を書いたわけではなく、時短することを徹底的に勧めているわけでもありません。
ただやみくもに「経営を変える!」と宣言したところで、それは実現しません。
どうやって経営を変えるのか、その具体的な方法を一緒に提示できる人は、非常に少ない。前回のnoteでもそんな話をしました。
だからこそ、まず最初に取り組む具体的な方法として、時短を提案しています。
「時短」に取り組むことは、どんな効果があるのか?
例えば、「健康になります!」と宣言したところで、具体的に何もしなければ、健康にはなりません。
まずは毎日、運動習慣をつけるところから始めましょう。
それが時短です。
「難関大学に合格します!」と宣言したところで、具体的に何もしなければ、合格はできません。
まずは英単語を覚えましょう。
それが時短です。
時短が成功すれば、
運動習慣の他に、食事を変えてみよう、と考えるようになります。
英単語の他に、読解問題を解いてみよう、と考えるようになります。
第一歩が成功すれば、自信がつきます。そして、次の課題も見つけやすくなります。
改革の第一歩として、時短をおすすめする理由。
なぜ第一歩として、時短をおすすめするのか。
それはわかりやすいからです。
時短はとてもシンプルな取り組みです。
そして、数字で結果が出るのでKPIが明確で、成果を判定しやすいので、自分が取り組んできたことが明確に把握できます。
実はこの本に書いたことは、このnoteでつねづね書いてきたことと根底は一緒です。
例えば、大きく組織を変えようとしたとき、いきなりフルマラソンを走るのではなく、分相応のトレーニングから始めましょう、という話。
「会社を変える」には、まず時短から、という話。
他にも、ここで書いてきたことのエッセンスを一冊にまとめています。
単発のnoteを読んで「何言ってるんだ?」とピンとこなかったことがあったかもしれません。しかし、本を通して読むと、スッと線になって腹落ちできるような構成になっています。
ぜひご一読ください!ご予約をお待ちしております。