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マーケティングって何でしょう

現職に転職し、本格的にマーケティングに携わるようになっておよそ1年が経つ。それ以来、よく「マーケティングって何?」という質問を、家族をはじめとして多くの方からいただいてきた。

以前、妹に「マーケティングって何?」と聞かれたときが自分の中でいちばんしっくり来る答えが出せたし、かつ本人も(若いだけあって)すっと理解してくれた。
そこで、この記事ではそのときの回答を回想してみようと思う。

妹「マーケティングって何?」
陽向「ネットとかSNSで出てくる広告を見て、『この情報は自分にぴったりだ』『これは自分のために出された広告じゃないか』って思ったことあるでしょ」
妹「うん」
陽向「それは、奇跡の出会いでもなんでもなくて、どこかのマーケターが良い仕事をした結果なんだよ」
妹「へー」
陽向「必要な情報を必要としている人に届けるための仕事をしているのがマーケターなんだよ」
妹「わかった」

ちなみに、この後具体的な業務内容の話をしたかはあまり記憶にない。

わたしや妹の世代は、準デジタルネイティブに当たるので、検索で自分の好みをサーバーにあえて覚えてもらうなど、ネットを活用する行為を意識的・無意識的に行っていると思う。そのため自分に合った広告が出てくるという実体験をしたことがある人も多い世代ではないだろうか。

そして最後の一文では、「情報の垂れ流しや押し売りをするのではなくて、戦略立てて情報を届けるのがマーケターだよ」というニュアンスを入れたつもりだったのだが、妹はどうとらえただろう。

この回答が適切かどうかは、受け取る相手によるところが大きいと思う。
誰に聞かれても、その時々で納得してもらえる説明ができたらいいんだけど。
おそらく、これと同じ説明を両親にしてもわかってはもらえないだろう(そもそも、仕事のことを聞かれて何回話しても覚えてもらえない笑)


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