見出し画像

audiobook.jpユーザーが選んだ!オーディオブック大賞2023🎉

audiobook.jpユーザーの投票により選ばれるオーディオブック大賞。今年の受賞タイトルが決定いたしました!ユーザーの皆様からの推薦コメントと共にご紹介します✨

<審査方法>
・「audiobook.jp」のユーザーを対象にインターネット調査でアンケートを実施
・アンケートにて、各部門でもっとも投票数が集まった上位作品より、大賞、準大賞を決定
※アンケート期間:2023/09/23-2023/09/29

文芸部門大賞 『流浪の月』

2020年本屋大賞受賞
第41回(2020年)吉川英治文学新人賞候補作
せっかくの善意をわたしは捨てていく。そんなものでは、わたしはかけらも救われない。愛ではない。けれどそばにいたい。
新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

<推薦コメント>
・このような沢山の素晴らしい本の中から、1つだけを選ぶのはとても難しい選択でした。それでも、流浪の月は私の心に、読み終わった今なお、むず痒さを残す作品です。読み終わりが、すっきりするわけではなく、正統な感動や常識的な良い物への評価ではなく、作者の方の本書を通しての、良識への挑戦のような凄みを感じました。いろんなものを秘めた素敵な本書に出会えたことに感謝いたします。(40代/女性)
・物事の内面を決めつけてはいけないと考えさせられる作品でした。(60代/女性)
・大前提として、原作の話の展開が面白かったのもあるが、複数の声優で演じている点もよかった。(40代/男性)
・人のいい加減な記憶が、他人を苦しめることの怖さを味わった。(60代/男性)

2020年に本屋大賞を受賞。映画版は「第46回 日本アカデミー賞」で6部門を受賞するなど高く評価されてきた本作品。オーディオブック版では大空直美、小林千晃ら13名の声優が出演しお届けしました。

文芸部門準大賞『かがみの孤城』

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

<推薦コメント>
・子供達と一緒に話を聞いて、感想をシェア出来て良かった。かがみの孤城は最後まで話がどうなるかと楽しみに聞いていました。(40代/女性)
・タイトルから想像した物と全然違っていましたが、どんどん物語に引き込まれ、最初は寝る前に聞いていたのですが、起きてからも、携帯を見つめながら真剣に聞き入ってしまいました。とても面白かったです!(50代/女性)
・最初イジメのシーンから始まり、暗い話かと思いましたが、次第にそれぞれのキャラクターの生きる時代が繋がり、感動的な話でした。途中から何度も感動で泣きました。新しい発見が至るところに見られ、緻密な構成にも感心しました。(50代/男性)
・不安や嬉しさ、困惑や驚きなど とても表情豊かで聴きやすい声に物語りの城内の様子など想像しながら自分もその場で登場人物の話しを聞いてるかのように没入してました。何度か入れ替わる語り手さんもどの人物か話し方でわかりやすく、効果音もいくつか入っていたシーンには惹き込まれました。(50代/男性)

7人の登場人物を実力派人気声優が繊細に演じ分けた『かがみの孤城』が準大賞となりましたとなりました。2022年に公開された映画版をきっかけに、原作のオーディオブックを聴いてくださった方もいらっしゃいました。
オーディオブック制作のこだわりについてはnoteでご紹介しています👀ぜひあわせてお楽しみください。


ビジネス書部門大賞『夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク』

シリーズ累計450万部最新刊!えっ!? 自分、「夢」がないやて? ほな「夢の見つけ方」教えたろか。
平凡な会社員を「宇宙一の偉人に育てる」と宣言したガネーシャ。しかし、彼には「夢」がなかった――。新キャラ・バクとガネーシャの父・シヴァ神も登場する、「夢とは何か?」「夢は本当に必要なのか?」を解き明かす、夢ゾウシリーズの原点「0(ゼロ)」ついに登場!

<推薦コメント>
・このシリーズはいつも聴いています。笑いながら人生を学べて最高です。また声優さんが役割分担されていて分かりやすいのと音響もあって分かりやすい。(50代/男性)
・リアル本もいいですが、オーディオブックならではのテンポの良い話し方声色、最高です。何度も聞けるので内容も自然と染み付いてきて自分の行動が変わっていく様を実感します。(30代/女性)
・ある程度の夢が叶い、夢がなくなった世代に再度夢とは何かを面白く思い出させる作品で良かったです。(30代/男性)

関西弁の神様、ガネーシャは耳で聴くからこその楽しさがあり、最新刊も多くの方からの支持を受け大賞となりました。「書籍もオーディオブックも両方買いました!」という声が多いのも印象的です。

ビジネス書部門準大賞『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』

どうすれば人は幸せに生きることができるかという哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な答えを提示する「アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)」について、青年と哲人の対話形式を用いてまとめる。

<推薦コメント>
・物事に対する考え方の価値観が変わった。読書は苦手だったがオーディオブックは隙間時間を活用できて勉強ができる最高のツールです。(30代/男性)
・岸見さんのアドラー解釈がいちばんわかりやすく、腑に落ちて入ってきます。対話形式なので、ちょっとこんがらがる事でも言い回しなどでよくわかります。声優さんも表現豊かで感情の動きに共感してしまいます。(50代/女性)
・アドラー心理学を知り、色々思考するきっかけになりました。とても大きな影響を受けた本です。(40代/男性)

青年と哲人の対話を通してアドラー心理学を学ぶ1冊。白熱する議論の様子がリアルに伝わるのはオーディオブックならでは。

聴き放題部門大賞『正欲』

生き延びるために、手を組みませんか−。いびつで孤独な魂が奇跡のように巡り遭い…。共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か? 朝井リョウの作家生活10周年を記念した書下ろし長篇小説。

<推薦コメント>
・最初に受けた印象と読み終わった後の印象が180度違って感じた不思議さにビックリしました。(30代/男性)
・色々な意味を含んでいて読み応えがありました ぜひ映画の方も観たいです。(50代/女性)
・聴き放題だから聴いてみたが、ストーリーが面白くて引き込まれてしまった。全く理解できない種類の「欲」の話なので斬新で、にもかかわらず「こういう欲もありうるのかも」とリアリティがあった。(40代/男性)

11月10日に映画公開を控える朝井リョウ原作『正欲』。「多様性とは何か」というメッセージをオーディオブックを通して多くの方が受け取っていました。

聴き放題部門準大賞『硝子の塔の殺人』

<推薦コメント>
・ガラスの塔で起きる連続殺人。トリックはもちろん塔に隠された秘密まであり、最後まで緊張感を持って聴くことができました!(30代/男性)
・ミステリー作品は今まであまり読んでこなかったのですが、表紙が美しいなと気になって聴き出したこの作品。どんどん引き込まれていきました。声優さんの演技も素晴らしく、最後まで楽しめました。(40代/女性)
・わくわく感が止まらず、思いっきり頭を使う優れた作品でした。(50代/男性)
・ストーリーに引き込まれ、聴くのを止められませんでした。予想を上回る展開が面白く、今までにない読書体験でした。(30代/女性)

17時間10分13秒という長編作品ですが、「物語に引き込まれ、最後まであっという間だった」という感想が多く届きました。ミステリーに聴き入るという新体験をぜひご体感ください!

たくさんの投票、素敵な推薦コメントをありがとうございました!
読書の秋に、至極のオーディオブックもあわせてお楽しみください。

▽audiobook.jpユーザーが選ぶオーディオブック大賞2022についてはこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?