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仕事が忙しくても読書の時間が持てるように。「耳で聴く」という選択肢【audiobook.jpユーザーvoice】

みなさんは、日々の生活の中でオーディオブックをどのように取り入れているのでしょうか?オーディオブックを活用し、生活に役立てているユーザーの皆様の声を集め、紹介していきます。

今回は医師として多忙な生活を送るKさんに、オーディオブックとの出会い、おすすめ作品、活用方法などを伺いました👂

いつか読んでみたかったあの作品をオーディオブックで。

ーオーディオブックを知ったきっかけはなんですか?

K:「窓際のトットちゃん」を黒柳徹子さんの朗読で聴ける、というのをどこかで聞いて。ネットで検索をしてたまたま上部にあったaudiobook.jpに登録して聴きました。

ー「窓際のトットちゃん」や黒柳徹子さんの著作がもともとお好きで朗読も…ということでしょうか?

K:いいえ、読んだことがありませんでした。いつか読んでみたい作品だったけれど、時間がなくて。朗読してくれるサービスがあるならそれで聴いてみよう、と思いました。

実際に使ってみると空き時間に聴いているだけなので楽だし、わざわざ本屋に足を運ばなくてもいいのも手軽だな、と。著者本人の朗読というのもとても魅力的でした。特に亡くなられた友人の場面があるのですが、声から響く悲しみに、深く感動しました。

ー普段はオーディオブックをどんな時に使ってくださっていますか?

まず通勤時に使っています。電車通勤で40分くらいかかり、途中で乗り換えもあるので。紙の本を手で持っていると鞄への出し入れがあるけど、聴いているだけなら、停止・再生が片手で出来て手軽ですね。電車はゆれるので目が疲れますが、それがないのも有難いです。

自宅では常にオーディオブックを流しっぱなしにしています。お店で有線の音楽が流れているみたいな感じ。お風呂場でもBOSEの小型の防水スピーカーを持ち込んで聴いています。ここが良かったな、という部分にさっと戻るには紙が便利なんですけど、全体の流れを抑えるという点ではオーディオブックが便利ですね。

オーディオブックであるべき読書時間が戻ってきた

ーお仕事以外の時間ほぼ全て、というくらい普段の生活でオーディオブックを愛用してくださってるんですね。
オーディオブックを使い始めて生活に変化はありましたか?

子供の頃は、1週間に5冊くらいのペースで本を読んでいて、本の虫だったんです。ただ社会人になり、忙しさのあまり読めなくなっていました。本を読みたいという気持ちは強くあったので、オーディオブックを利用することで、もともとあった読書時間が戻ってきた!という感覚です。仕事ではない自分の時間を過ごせています。

ーもともと読書が趣味のKさん。オーディオブックならではのおすすめ作品を教えて下さい。

『一万年の旅路 ネイティヴ・アメリカンの口承史』

アメリカ大陸に住む、インディアンとも呼ばれるネイティブ・アメリカンの人々は、その昔ベーリング海峡が陸続きたっだころベーリング陸橋をわたり、アジア大陸へ渡ってきたモンゴロイドの子孫だという説が定着しつつある。「一万年の旅路」は、ネイティブアメリカンのイロコイ族に伝わる口承史であり、物語ははるか一万年以上も前、一族が長らく定住していたアジアの地を旅立つ所から始まる。彼らがベーリング陸橋を超え北米大陸にわたり、五大湖のほとりに永住の地を見つけるまでの出来事が緻密に描写され、定説を裏付ける証言となっている。イロコイ族の系譜をひく著者ポーラ・アンダーウッドは、この遺産を継承し、それを次世代に引き継ぐ責任を自ら負い、ネイティブ・アメリカンの知恵を人類共通の財産とするべく英訳出版に踏み切った。

翔泳社

K:「声優さんとはすごい職業だ…!」と思った作品です。人類がアフリカ大陸、アジア大陸、アリューシャン列島、アメリカ大陸と己の知恵と手足で進んでいく話。生き抜こうと尽くす人々の群像劇に励まされ、慰められ、力をもらえた。口承で伝えられてきた物語なので、音声で聴くのにしっくりきました。

『嫌われる勇気』 『幸せになる勇気』

どうすれば人は幸せに生きることができるかという哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な答えを提示する「アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)」について、青年と哲人の対話形式を用いてまとめる。

3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か? 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!

K:オーディオブックで聴いた本を人におすすめするとき、「紙でもオーディオブックでも、どっちでもいいから読んで(聴いて)みなよ」と言うことが多いです。それぞれのしっくりくる方法でいいんじゃないかと思っています。ただ『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』は対話の掛け合いの再現など、ナレーターさんがとにかく素晴らしく、感動しました。まるで舞台のようで、ぜひオーディオブック版をおすすめしたいです。

オーディオブックを利用することで、忙しくとも充実した読書体験を重ねているKさん。「耳の読書」が当たり前に、そしてオーディオブックを聴く時間がすてきな体験となりますように📚

audiobook.jpではこれからもユーザーの皆様の声をお届けしていきます。


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