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サラリーマンの仕事を本業と呼ばない理由

私はサラリーマンをやっていますが、法人を作って不動産を買って運営しています。具体的には荒れ果てた大きな土地や一戸建てを購入して、そこに新しく新築の木造アパートを建てて若い世帯に貸し出しています。

その他にもライティングの仕事で月20万円の売り上げをあげた実績があります(今はそこまでできていませんが)更にコミュニティ運営やNote記事の更新などをこれから積極的にやっていくつもりです。(見ての通りNoteはまだ始めたばかりですが)

そのような私ですが、ひとつ心掛けていることがあります。私の師匠に教わったことなのですが、「せーとーさん、サラリーマンを本業と呼んではいけませんよ。サラリーマン業とこれから呼びましょう。)と言われました。

最初は全く意味が分かりませんでしたが、まずはサラリーマン業と呼んでみることにしました。そうすることでわかってきたことがあるので、皆さんにシェアしたいと思います。私の場合は来年サラリーマンを辞めるつもりですが、サラリーマンを辞める気がない人にも共通する考え方かと思いますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。


結論:マインドブロックを外すため

まず結論ですが、マインドブロックを外すためです。私が信じる原理原則の一つに「言葉は思考を作り、思考は行動を作り、行動は習慣を作る」という言葉があり全くその通りだと思います。

サラリーマン業を「本業」と呼ぶと心の中の優先順位が上がります。そうすると「副業」である不動産やNoteなどの優先順位が下がります。この時点でそういう思考になっています。

すると本業であるサラリーマン業にかける時間や労力が大きくなり、不動産を探す時間や、Note執筆にかける時間は少なくなります。この時点で行動にまでつながっています。そしてこの行動の積み重ねが習慣になり、人生を形作っていきます。

「サラリーマン業」と呼ぶことのメリット①

サラリーマンの仕事を本業と呼ばずに「サラリーマン業」と呼ぶことのメリットは当然、既述したことの裏返しで優先順位を下げることになります。ただ、この優先順位を下げるメリットの解像度をもう少し上げたいと思います。

私の場合、不動産やNote執筆をしていますが、これを「本業」と呼ぶことで優先順位が上がり、かける時間と労力が増え結果につながる可能性が高まるでしょう。これはわかりやすいメリットです。

「サラリーマン業」と呼ぶことのメリット②(おすすめ!)

しかし私は少しこの考えと違う考えを持っています。サラリーマンを辞める気がない人、今副業を始めていない人にもサラリーマンの仕事を「サラリーマン業」と呼ぶことのメリットがここにあります。

私は「サラリーマン業」「不動産業」「ライティング業」というそれぞれの仕事を並列に並べて、「複業」のイメージをもつようにしています。「本業」「副業」という優先順位は付けず、すべて横並びの「複業」です。

ここに「家事」や「育児」、「親の介護」などをくわえても良いと思います。ジブン株式会社の中の「サラリーマン部門」という捉え方をすることで他のこともやろうかな?と自分のリソースを俯瞰することができるようになると思います。

「サラリーマン業」もお金の稼ぎ方の一つに過ぎない

昨今のFIREブームでサラリーマンをやめることが良いことだという発信が目立ちますが私は「サラリーマン業」という捉え方をすることで、サラ卒は良いものでも悪いものでもなく、ジブン株式会社のひとつの稼ぎ方でしかないと思いなおすようにしました。

来年私はサラリーマン業を一回辞めますが、必要に応じてまた再開させてもいいと思います。ジブン株式会社全体のポートフォリオを考えた時にサラリーマン業を悪と決めつけるのはもったいないなと思います。

自分の頭の中を整理するような文章になってしまいましたが、サラリーマン業、ジブン株式会社ということを考えるときに誰かの思考のお助けになればうれしいです。

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