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私費留学の悩み。いや、人生は作品だ!

2021年からアメリカに私費留学をします。もともと貯金で留学する覚悟でしたがいざ留学準備を始めてみると、とにかくお金が飛んで行くので社費留学や会社からの派遣社員が羨ましくなってしまった自分がいます。

私費留学になると同じように考えてしまう方もいるのかもしれません。もしも同じように考えている方がいれば、以下の話は1つの考え方として参考になれば嬉しいです。

社費留学や派遣職員の人たちはいいなぁ〜

もともとはヨーロッパ方面の受験を考えていたので学費も安めに収まる予定でした。しかし私は学びを優先して、アメリカの大学を選び、金銭的に大きな不安を抱えることになりました。

留学準備を始めると、予想外のお金もたくさん飛んでいきました。引越し代、ワクチン、歯の治療、年金、税金、保険、飛行機代、アメリカの家具代… 学費は高いし、家賃も想定より高くなってしまった。貯金は完全に底を尽きてしまう😭

現地の情報を調べていると派遣職員の情報が多く出てきます。治安や通学のバランスを考えながら家賃に頭を悩まされるようなことは派遣職員はないんだろうな。洗濯機がない家に住むこともない。引越しも会社が負担してくれるので、持っていきたいものも比較的自由に持っていけるんだろうな…

私はもともとロンドン行きの辞令をもらっていました。もし、そのままロンドンに行っていたら、そういう生活もできていたのにな…なおさら派遣職員が羨ましくなる。がんばって社費留学チャンレンジして、会社から補助してもらえていたらどんなによかったかな…そう思うこともありました。

会社に勤めていると、そのありがたさは頭ではわかっているものの、社員はみんなそういう扱いを受けているので、どこかで当たり前と思ってしまうところもありました。しかし改めてそのありがたさに気づきました。感謝したいと思います。ぜひ、皆さんも!

人生は十人十色

社費留学できなかった自分は落ちこぼれなのかな?奨学金なしで行くのはみっともないかな…自信を無くしてしまう自分もいました。

社費留学でいけるということはカッコいいことだと思います。しかし、自分で行くから失敗とかそういう話でもないと思います。人生はいろんな形があります。「これをしたから成功とか失敗とか答えがあるわけではないよな」と考えられるようになりました。

私の人生においてはアメリカのイリノイ工科大学に行くことになった。アラサーでシェアハウスをすることになった。これが私の人生だと。バックパッカーみたいな姿の自分がいつまでも抜けませんが、それも面白い人生ではないかと思えてきました。

人の履歴書をみても成功者は1本筋でみんな同じ道を歩いているなんてことはないな〜。借金抱えてから幸せになった人だって世の中にいるよなぁ。苦労もあり失敗もありだと思えた時、変な悩みは消えました。

白いキャンバスを与えられて、「みんなそこに何か描いて」と言われたらきっと全員違うものを書くと思います。そのキャンバスはどれが正解で、どれが不正解ってものはないと思います。人生ってそんな感じで、1人として同じってなくて、好きに描けばいいんだと。数学みたいな1個の正解なんてないんだなと思えました。

私費留学の場合でもできることをやる

とはいえ、私のように初めから自費で全部やると決めつけるのはもったいないです。ぜひチャレンジできるものには挑戦されてはいかがでしょうか?

私はなぜか最初からあまり社費留学や奨学金を利用することを考えていませんでした。社費留学で行くと会社規定に縛られるとか、奨学金なくても貯金でなんとかなると考えていました。

しかし社費留学の制度が利用できるならば、チャレンジを検討してみてはいかがでしょうか?やはりサポートを得られる場面では得ている方が心強いです。しかし、あなたのやりたいことが社費留学では叶わない場合や行きたいタイミングに行けない場合は私費留学を考えることもありだと思います。

奨学金制度もぜひ視野にいれてみてください。皆んながもらえるものではないかもしれませんが、チャレンジしなければまず始まらないです。

海外留学の奨学金は受験前の応募のほうが圧倒的に多いです。合格後に申し込みできる奨学金はかなり数が少ないです。なので私費留学を検討される方は奨学金制度を前倒しでお調べされるといいのではないのでしょうか。

今年、留学することを選んで

私はやりたいことが見つかったので少しでも早くキャリアチェンジに踏み込めて良かったと思っています。タイミングが合えば会社派遣もいいですが、ただ待っているだけでは何も生まれないこともあるかと思います。

私費留学にしたことで本当に会社のありがたみ、お金の大切さ、生きることを考えることができました。皆さんはこんな窮地に追い込まれなくても考えられているかもしれませんが…笑 

隣の芝生は青い。私が逆に会社に残ってあのまま働き続けていて、留学しますって去っていく人がいたら「いいな〜」って思ってたと思います。

ここからさらに面白い人生にできるかどうかは自分次第です。難しいこともありますが、私の人生という作品を素敵なものにできるよう、がんばりたいと思います!

学びを希望する多くの方がしっかりと学べることをお祈りします。

タイトル画像素材
Kjpargeterによって作成された作品



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