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アンジャッシュの二人について

まあ完全に個人的に思うことです。正義の話もここだけの情報もありません。

まず渡部さんというと、私には10年前に聞いていたJ-WaveのPLATOnという番組が思い浮かびます。学校や大学の中の狭い世界しか知らなかった私には世の中のあれこれについて知れる楽しいコンテンツでした。メールを読んでもらってグッズをもらったことも一度だけあります。

やがて番組は終了しまして、彼の出演する番組を視聴する機会はほとんどなくなりました。ただアンジャッシュの単独ライブは一度だけ観にいきました。

その程度の関心を持ってはいましたが、ファンというほど熱心に見ていたわけではありませんでした。なので結婚されたときにも今回のスクープをTwitterで知ったときにも、遠く離れた国での事件並に自分に関係ない話だと思ってしまいました。

さて、渡部さんは同じJ-WaveでGold Rushという番組を担当しています。それで本当は明日が次の放送日でしたが、この度の活動自粛を受けて相方の児嶋さんが代行することになったそうです。

児嶋さんと言えばバラエティ番組でやたらと名前を間違われてキレながら「児嶋だよ!」と突っ込む芸風が定着しています。ですが元々は本業のコント芸に真摯に取り組んでいるコメディアンです。もう12年も前のことですがピンでのライブをやってDVDも出しています。

それからWikipediaによると二人でお笑いのコンビやろうと言い出したのは児嶋さんで、渡部さんはそこについていくような形でお笑いを始めたようです(動画参照)。なのでもしかしたら、相方がもし何か良からぬことをしてしまったら自分も責任を取ろうと児嶋さんは思っていたかもしれません。この場合の責任とは謝罪だとか自粛ではなく、渡部さんが突然抜けることによって生じる穴を埋めて迷惑がかからないようにするということです。

先ほどのラジオ番組代打の告知を見たときにそう感じました。

コンビが売れ出してからは外づらというか人当たりの良さのある渡部さんの方がどんどんソロでの仕事を増やしていきましたが、そんな相方を見てちょっと危なっかしく思っていたかもしれません。あれだけ長い芸歴があって「児嶋だよ!」でブレイクする前からコンスタントに仕事を積み重ねていて、おそらくは芸人仲間からは厚い信頼を寄せられていたのではないかなと思います。それが周りからああやって丁度いい具合にいじってもらえる下地になっているのではないでしょうか。なのでこれからも細く長く芸人を続けていくのだろうと思います。


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