【1階 新入荷＆オススメ棚】 GO! GO! FEARLESS HEROES

「なあ、この連休は神保町に行こうじゃないか。アットワンダーのアメコミコーナーを冷やかしてやろうよ」
「ハハハ、よせよせ、こんな暑いのに冷やかしもなにもなかろうよ。おうちにいるのが無難ってもんだよ」
「うーん、でも言ってたぜ、8月はどんどん新入荷リーフを追加していくって……」
「あんなものはどうせブラフさ。おびきよせてがっかりさせてやろうという、うす汚いやり口に決まっているのさ…」

こんにちは、アットワンダーのアメコミコーナーです。
ええ、確かに言いました。8月はバリバリもりもりとリーフを出していく月にしますと…

残念ながら、この連休の初日には間に合いませんでした、でも！

約束は守る！

もう一度言いますが8月は新入荷リーフをどんどん出していく月間とします。先日のブラックパンサーに続く第2弾を、1階の新着棚に追加しました！
今回はMARVEL他各社のリーフセットをたっぷり、どっさり。お越しの際はじっくりとごらんください。

ミニシリーズやストーリーアークごとにまとまった数冊ずつのものもございますが、目玉はシリーズ丸ごとセット。

特にイチオシは、近年さらに存在感を増す、MARVELの女性ヒーロータイトルです。まずはその躍進の象徴、先日のブラックパンサーと並び2020年代のマーベルを引っ張っていく存在と目されるキャロル・ダンバース=キャプテン・マーベル。シビルウォーII後の物語を追った2016年のTHE MIGHTY CAPTAIN MARVEL誌が全15冊セットで入荷しています。

こちらは、映画館でも多くの観客に鮮烈な印象を残したローラ・キニーがローガンからウルヴァリンのマスクを継ぐ、ALL-NEW WOLVERINE誌。俊英トム・テイラー脚本、アニュアルを除く全35冊セットです。短い期間ではありましたがローラのウルヴァリンは見事なものでしたね。頼れる相棒〝妹〟ギャビーの初登場もこのシリーズ。ハニー・バジャーが伝説を積み上げて次の世代のスターになっちゃう前に、初登場イシューをおさえておくことをオススメします。

ローラの物語では、続くX-23誌もよかった！ 全12号中前半6号までのセットが入ってます。祝アイズナー賞受賞、マリコ・タマキ脚本のクローン・バースデイストーリーをお見逃しなく。

そしてスパイダーフランチャイズのライジングスター！
スパイダーグウェンa.k.a.ゴーストスパイダーは、2015-2018年まで続いたオンゴーイングシリーズが全34冊揃で登場。
エージェントオブアトラス誌での活躍も目覚ましいシルクは、現在までに刊行された２つの主演シリーズをまとめて、26冊セットにしてみました。

スパイダーバース前後に登場し、イベントの成功とともに大きく知名度をあげたふたり。まだ初登場から5年程度しか経ってないんですねえ。きっと、ここから何十年と、色んなタイトルを跨ぎながら彼女たちの物語は続いていくのでしょう。それぞれの最序盤、冊数的にはややボリュームのあるセットになっていますが、今のうちにエイヤッと飛び込むのが吉です。

そのほかのリーフセット群は、【新入荷＆オススメ】箱の上段2列にバサッと投入しています。
DCはちょいと少なめですが（今後にご期待ください）、ダークホース、イメージ他社の作品が熱いです。ロボコップvsターミネーター、トランスフォーマー/G.I.ジョー、BATTLE OF THE PLANETS（科学忍者隊ガッチャマン）などいわゆるライセンスタイトルの大ネタの他、近作ではパラニュークのファイトクラブ3が全12冊揃で入ってきました。おはやめに！

おとなりの新着TPB棚にもリーフセットがはみだしちゃってるのでこちらもお見逃しなく。注目は上から2段目で開催されているちょっとしたヴァリアントコミックスまつりや、スコッティ・ヤングのI HATE FAIRYLAND全20号（1号のブチギレたカバー、画像にはいちおうボカシ入れてみましたがなにも隠れちゃいない…）。スコヤン先生ということでいえば最上段のヴェノム誌セットも…

というわけで、新入荷リーフ強化月間、第2便追加完了です。
実をいうと、これらも点数的観点では氷山の一角というほかなく、まだまだたっぷりのリーフが待機中、今後も次々とみなさまに襲いかかる予定です。COMING SOON！
さらに秋のアメコミ古書目録用に温存しているとっておきも多数。こちらも乞うご期待…

神保町のアットワンダーで、アメコミ古書探求をお楽しみください。

【最後にお知らせ】
アメコミコーナー担当:藤田は、今週8月10日(月)・11日(火)・12日(水)と休みをいただきます。各種お問合せにつきましては、木曜以降にお返事いたします。ご不便おかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。