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ホロモデルのススメ 購入前編 Part1

皆さんはホロモデル(HoloModels)というスマホアプリをご存じでしょうか。

端的にいえば、AR技術などを駆使してアニメキャラクターやVTuberなどのデジタルフィギュアを空間に飾ることができるアプリです。

開発元はVTuber東雲めぐやアニメなどのデジタルグッズ販売を手掛けるxRチーム「Gugenka」

遊ぶことができるデジタルフィギュアは同チームが制作した有名アニメのxRコンテンツやVTuberを中心として、その数70体以上に及びます(執筆時現在。限定品、販売終了モデルなど含む)。

アプリ自体は無料で、東雲めぐ(冬服)のデジタルフィギュアは購入不要で最初から遊べるので、ストアを見て気になるフィギュアを見つけた人は購入前にとりあえず触ってみるのもありです。

デジタルフィギュアは限定品など一部を除き、大半のものは税込3850円で販売されています。この価格については購入前は若干高めに感じるかもしれませんが、モデルの質や自由度の高さから、実際に触れてみると納得できる価格帯という意見も聞きます。

ホロモデルの作例↓ 複数呼び出せるのでジャンル・作品を超えた遊び方

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↓購入可能なデジタルフィギュアはストアをチェック

また、ホロモデルは“キャラクター召喚装置”の「Gatebox」のほか、β版ながらOculus Rift、VIVEシリーズなどの「PCVR」でも利用可能。さらに、裸眼立体視が可能なホログラムディスプレイ「Looking Glass」への対応も予定されています。


ホロモデルと類似アプリの違い

ホロモデルのようにARでキャラクターやVTuberを表示できるアプリはそこそこありますが、この文章を読んでいるあなたがVTuberのファンであれば、真っ先に思いつくのは人気グループ「ホロライブ」のモデルが使える「ホロリー」でしょうか。


ホロリー(左)ホロモデル(右)の画像を合成↓

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そもそも使うことができるキャラクターは両者で異なりますが、単純に「ARアプリとしての機能」をユーザーの視点から比較すると


【ホロリー】
使い方:プリセットのモーションを使って撮影可能
強み:操作が簡単
弱み:プリセット以上のことはできない

【ホロモデル】
使い方:プリセットのポーズ、自作のポーズを使って撮影可能
強み:可動域の範囲内で自由にポーズをさせられる
弱み:操作の難易度が高め、覚えることがそこそこ多い

というように、ホロリーはとてもお手軽だけど複雑なことまでは想定されていない、一方のホロモデルはポーズの自作など複雑なことができるけどやろうとするとホロリーよりハードルが高めという感じです。

両者の性質の違いはツイッターでそれぞれの専用タグ「#ホロリー」「#HoloModels」で検索してもらうと分かるのですが、傾向として前者は旅先などで推しの写真を撮る方が多く、後者は自由度の高いポーズ機能を活かして「ファンアート」などの作品を作っているケースが結構あります。

そういう意味ではホロモデルは創作意欲を刺激されるアプリと言えるかもしれません。

もちろんホロリーも高品質なモデルで遊べる素晴らしいアプリなのでぜひ遊んでみてください。

※ちなみにホロリーの方はMMDデータが配布されているので、(ARではないですが)より複雑な使い方をしたい人はそちらを使って、映像等を制作する方が多いですね。

「初見殺しアプリ」ホロモデル

ホロモデルの操作は難易度高めと書いたように、公式も下記の開発秘話で「初見殺しアプリ」と自虐するくらいには、触り始めた初心者が挫折しやすいアプリです。

記事中にあるようにアプリ内のチュートリアルが今年4月に実装され、説明不足過ぎたそれまでに比べると、序盤の取っつきにくさは緩和されました。

ですが、公式の解説動画(下記)含めて、ポージングのコツなどについては、特に詳しい説明があるわけではないので、ユーザーはチュートリアルと解説動画を見終えた後、キャラに好きなポーズをしてもらうためトライ&エラーで模索していく必要があったりします。

その模索を続ける根気や時間が十分にあればいいのですが、ツイッターなどを見ていると、この段階で離脱していく人が結構多いのが現状だと思っています。

このシリーズの目的

この「ホロモデルのススメ」シリーズは、古参ユーザーである私がノウハウやコツなどを共有することで新規ユーザーの模索時間、さらに言えば挫折者を減らし、より多くの人にこのアプリを楽しんでもらおうというのが主な目的です。(逆に言えば、まずチュートリアルと解説動画は終わらせましょうw

個人的に、ホロモデルは操作をきちんと覚えてコツをつかめば意外と簡単だと思っています。(それでも操作性の悪さはどうにもならない部分もありますが)

また、ホロモデルはある程度ユーザーが「創作性」を加えることができる「自由度の高い」創作ツールでもあると思っています。ハマると想像以上に長く遊べるので、あきらめずにコツをつかみ、その後に待っている楽しい時間を味わってほしいと思います。

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次の記事(購入前編Part2)では購入を迷っている方が抱えがちな疑問や不安とそれに対する持論を書きたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。またお会いしましょう。

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