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ウナギパイとマーケティング

あなたも一度は食べたことがあるはずですよね? ウナギパイ。

いったい、なにがウナギなのか? というほど

ウナギらしさというのは このパイにはなく 普通においしいお菓子ですね。

でも、このウナギパイが 爆発的にヒットしたには 理由があるんです。

それこそが ウナギだったから なんですね。

夜のお菓子


ウナギパイのキャッチフレーズ(?)として有名になったのが
夜のお菓子 ということなんです。

お菓子 と聞くと 子供 などの印象が強い”お菓子”というワードに
”夜の”という逆説っぽいワードが印象的です。

この”夜の”というフレーズ 本来は違う理由だったそうです。

Wikiperdiaによると、 出張で買ったお菓子を 夜うちに帰って子供のお土産に
ということが本来のニュアンスだったそうですが 
夜遊び所の多い場所に お菓子の工場があったことで

夜のお姉さんへのお土産 +ウナギの〇パワーを期待!

という超男性目線での意味に 履き違えられました。

しかし、このお陰げで? 爆発的にヒットしちゃうんですね。


この間違いでのヒットですが、製造会社さんは むしろそっちに舵取りをして
パッケージも マムシドリンクみたいな色である 赤を起用して
いまに いたります。

さて、ビジネスとして この内容を分解すると、
・お菓子という ありふれたジャンルである
・ターゲットが 子供から大人に
・食べる時間も昼から夜に

と今までのお菓子業界の 真逆です。

大事なことは 今どれだけありふれているジャンル、業態であっても
まだまだ活路がある ということです。

それには まず
・ターゲット
・使用する時間帯
・使用する場所

この3つを動かすことによって 活路がでてきます。

昼にしか営業しない美容室 も夜にしか営業しない美容室 となれば
仕事のあと、夜のお仕事前 など違うターゲットが狙えます。

飲食店であれば 朝から飲めるお店 などはどんな時代でも
人が大勢いるイメージですよね。

自分の固定概念こそが 邪魔をしてくるので まずは
今の自分の商品の ターゲットや使用する時間、場所を
洗い出して 

その真逆をまず考えてみる
次に 他と掛け合わせてみる
現実的に無理なことだけバツにする

そうすることで まだまだ 売れるスキマが
みえてきますよ!

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