世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)
タイトルに魅かれて買ってみた。
以下、感想
論理的思考で差別化できる価値を生み出すことが難しくなった世界で、自身の「美意識」を磨くことの必要性を説いた本。 この本でいう「美意識」とは、「周囲の考えと独立した、自身の価値観」だと感じた。 確固とした価値観の形成には、多様な視点を手に入れる必要がある。それには、正解がなく、多様な解釈が許される「芸術」を嗜むことは有効だと思う。自分も揺るぎない価値観を形成したいものだ。でも、同調圧力に屈せず、周りと違う考えを持って、行動に移すのは勇気がいること。この勇気を持てる人が、今後の世界のリーダーになるんだろうな。