新しいスタートを切って、今日

あっという間に4月に入り、気温も温かくなり景観も春めいてきている。
さよならやはじめましてが入り交じり、終わりとはじまりがまざりあう。

私たち家族も例外ではなく、長女ちゃん、長男くんは無事に進級し、次女ちゃんの保育園がついにスタートする。
長女ちゃんはほとんど環境は変わらないがそれでも、先生が変わったり、お友だちが減ったり増えたり。
長男くんは同じ保育園内とはいえ、階が1階から2階に変わったり。
元々環境の変化に弱い彼がどんな感じになるかとドキドキしていたが案外ケロっとしていて拍子抜けした。

次女ちゃんは入園にさしかかり、保育園の先生から
「ママも寂しくなりますね。」
なんて声をかけられて、ハッとする。
今までは時期がくれば保育園に預けて復職するのは当たり前だと思っていた。
今回に関してもそれは同様で来月には育休から復帰して、新たな部署でスタートを切ることになるだろう。

長女ちゃんと長男君が保育園の入所が決まったときは
子供たちが保育園に上手く馴染めるか
復職で新たな部署に向けて勉強しておかないと
1人の時間に出来ること済ませておこう
なんてことを考えて過ごしていた。
要領の悪い私は子供たちと居ると、ついつい構ってしまい、やることが増えて忙殺されることも多い。
なので、1人時間は貴重でありがたい。

けれど今回は少しだけいつもとは違った。
いざ、保育園に次女を預けると長女ちゃんを始めて預けだしたとき、長男くんを始めて預けだしたときとはまた違う感情に気付く。

長女ちゃんの時は何もかもが始めてなこと、コロナ禍だったこと、長男くんを妊娠し出産のタイミングと被ったこともあって寂しいとかよりも漠然とした不安の方のが大きかった。

長男くんの時は長女ちゃんの時から立て続けに産休、育休とお休みを頂いて2年半ぶりくらいの復帰だったので社会の場に戻る不安と期待、子供達と離れて過ごせる安堵感や楽しみのような感情もあったように記憶している。

今回はというと、あ、私もしかしたら寂しいのかも。
離ればなれになるわけでもないのに、もうちょい次女ちゃんと2人で過ごしたかったかも、と、そんなことを感じた。

私の寂しさを感じとったのか、次女ちゃんもまだ私と居たかったのか、入園2日目にして早速洗礼を受けて彼女は今は寝込んでいる。
数日はまた2人の生活が続きそうだ。 
「ならし保育あるある」も楽しみましょう。

私にとってはこの5年は、本当にあっという間で緩やかに変化しているようで、気が付くと大きく変化していて。
それは子供の成長もそう、自分の体力や心の在り方もそう。

子供達と離れても寂しいと思えないくらい余裕がないときもあったし、今だって毎日朝も晩も休日も、子供たちがいる日は戦いだ。
でも、彼らがいないと出来ない幸せな戦い。

新たなスタートは経験したことないような大袈裟な変化ではない、でも小さな変化というわけでもない。

だから、この時の感情をしっかり感じたいなぁと思う。


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