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お勧めの習い事

本記事は、3歳児以上から20歳前後のお子様がいらっしゃるお母さま、お父様向けにお子様の成長に役立つ習い事について、力説させて下さい。

習い事は囲碁が良い

お子様に是非囲碁を1度体験させて頂きたい。将棋でも良いですが、是非囲碁をお願い致します。

1.礼節

囲碁の入門教室に参加すると他のお子様達が、囲碁をしていないお子様より非常に落ち着いて、礼儀正しい事に気が付きます。

囲碁は、一番最初にルールを覚える事や強くなる事以上に礼節を大切にします。

・対局前には、対戦相手に感謝の意味を含めて、深くお辞儀をしますす。
・対局中には、姿勢を伸ばして、深く考え落ち着いた状態を維持します。
・対局終了時には、勝っても負けても対戦相手に再度感謝の意味を含めて、深くお辞儀をして対戦して頂いた感謝の念を込めてお礼をします。

多くの囲碁教室ではプロアマとわず棋士達が子供達の年齢に関わらず、囲碁を強くする指導と共に人として大切なマナーや礼節を徹底しています。

そのため、入門囲碁教室に通うだけでも、ご両親が態々1つ1つのマナーを教える事も無く、自然にどこにいっても恥ずかしくない程度まで所作が鮮麗されていきます。

2.友達・仲間

1年以上囲碁をしていたら、日本に住む囲碁人は、囲碁を学ぶお子様を我が子のように大切に感じます。小中高~大学、社会人、老後と囲碁人は囲碁を学ぶ人達をとても大切にしますので、お子様が生涯の親友やライバル、そして先輩・後輩とどんどんコミュニケーションを広げていくことができるでしょう。

囲碁を学ぶだけで、どんな性格のお子様でも友達ができない、友達がいないという事は絶対にありません。必ず囲碁を継続していけば社会人になっても豊かな人間関係を構築できるでしょう。

3.いじめられない

御両親が一番気にすることは、義務教育の過程においてお子様が、学校でいじめられないかというが一番心配される事と存じます。

ご安心下さい。囲碁を継続して学ぶお子様は、囲碁を強くなる過程で指導員や対戦相手から、囲碁の強さと同時に人としての強さも学びます。そして、お子様の囲碁が強くなる経過で人としての強さも身に付いていきます。

いじめの本質は、一定数の組織内で弱っているもしくは弱そうな相手を減らしたいという本能からきています。そのため、囲碁を3ヶ月以上学び一生懸命強くなろうとしているお子様は、同世代からとても強い存在に視られやすいので、いじめのターゲットには非常になり難いです。

もしくは、いじめられても囲碁という広い世界では子供のちょっかいは小さな事として感じられ、いじめっ子が期待する弱い反応と逆の反応を確り取れるようになるので、やはりターゲットになり難いです。
また、学校にいじめっ子がいる場合には、多くの場合にはそのいじめっ子の家庭事情による問題が大きいです。そのような時には、そのいじめっ子にも是非囲碁を勧めて入門教室に誘って下さい。学校からいじめっ子が居なくなります。

また、囲碁教室の先生をされている棋士・インストラクターの方々は、預かったお子様達に自分の子供と同等以上に囲碁以外での学校での生活にも気を掛けます。お子様の成長をご両親と一緒に第2の先生として、見守ります。そのため、学校やご家庭で気が付き難い問題が囲碁教室の先生が気が付いたり、お子様の良き相談相手にもなりますのでお子様の成長にプラスになることは間違いありません。

4.知能

囲碁の最大の特徴は、知能が高くなることです。19×19のマス目に黒石と白石を置くだけのゲームですが、勝つために様々な判断基準を総合的に判断していく必要があります。陣地の計算、石の形、石の強弱、石の死活、戦いの攻守など。

囲碁をしていると、学校の勉強が優しく感じます。

そして、囲碁を継続していると勉強にも集中力が増し、読む・書く・考える能力が増し、学校の勉強にも好影響をもたらします。
都内でも進学校である開成高校、麻布中学などには歴代多くの囲碁部の学生がおり、大学は東大、早稲田などの一流大学に進学した学生達にも多くの囲碁部員がいます。

即ち、囲碁を継続している人達の多くは、勉強と両立し、学業の方でも成果を発揮している子供達が多くいます。

5.生涯の趣味

お子様が、囲碁を1年ぐらい習い事をして、辞めたいと思ったら
・初段(もしくは六段)になるまで頑張って継続しなさい
・プロ棋士になるわけではないので辞めても良い
と言っても両方正解です。

お子様が10級~初段までになれば、後は本人が成人してもいつかご両親に囲碁を学ばせて頂いた事を必ず感謝する時期が来ます。

囲碁は、どんな年齢でも追及しきれない世界があります。
強さを求めなくても、月1回囲碁の大会に参加するだけでも、無趣味な人より豊かな人生を送れると思います。

そして、お子様が将来定年退職や仕事をしなくても良くなったとき、無趣味やゲームしかしていない子供より、確実に一つ生涯の飽きない豊かな趣味を持てます。

6.お金がかからない

囲碁は、教室に碁盤と碁石があり入門時には、子供向けの碁盤セットが安く買えます。パソコンがあれば、無料のインターネット対局も楽しめます。教材の書籍も1500円前後で購入できます。そして都内にある囲碁教室の月謝も他の競技に比べても手頃な値段です。社会人になっても参加費1500円程度の大会が毎年有ります。

スパイク、ユニフォーム、ボール、競技用具などが一切必要ありません。小学校から大学まで競技を継続しても、係るのは以下ぐらいでしょう。

・囲碁教室の月謝(10000円前後)
・イベント・大会に参加する時の費用と交通費(1回1500円前後+交通費)
・碁盤・碁石(5000円~10000円)
・書籍(1冊1500円前後)

ぐらいでしょう。囲碁教室は、日本棋院が主催している講座で9,960円(月額 週1回4週)を目安にすると良いでしょう。碁盤と碁石は、最初二つ折りの盤とセットで5000円前後のお手軽なものが購入できます。

7.安心できる棋士

プロ棋士、アマチュア囲碁インストラクターどちらにせよ、今の時代は良い先生ばかりで、教え上手で多くの子供をみてきた経験豊富な先生ばかりで、何処の囲碁教室に通っても親御さんにプラスになると思います。

そして、今の日本囲碁界の若手棋士達は、国民栄誉賞を受賞した井山祐太棋士を筆頭に人として大変見本となる生き方をされています。子供達が憧れる棋士が必ず多くいて、人として感化される事が多くあります。

8.大会が熱い

日本囲碁界におけるアマチュアのイベントは数多くあります。

・少年少女囲碁大会(小学生,中学生)
・全国高校囲碁選手権(個人戦、団体戦)
・全日本大学囲碁選手権(個人戦、団体戦)
・全日本アマチュア本因坊戦/全日本アマチュア名人戦/世界アマ
・東日本大学OB・OG団体戦
・アマチュア囲碁団体戦(各種)
・段級位認定大会

アマチュア六段以下の子供達の力量に応じた参加できる大会が通年実施されております。全国大会の実施されている少年少女、高校、大学、アマ本因坊、アマ名人戦、世界アマなどは歴史が長く地区予選に参加するだけでも子供達に真剣に同世代と学ぶ場所が提供されています。

全国大会や地区大会を目指さなくても囲碁の認定段位を決める大会に参加して、1ヶ月に1回昇級・昇段を目指すだけでもお子様達が日々の生活に充実感を持った生活を送れるようになります。

9.勉強もできるようになる

囲碁の奥深さを考慮すると学校の勉強は、囲碁を覚えた子供達にとっては容易い出来事になるでしょう。学校の勉強ができない理由の多くは、興味がもてない事に関して学校のペースで授業が進行して、無理やり覚えさせられる拒絶感からきています。

だから、囲碁を覚えた子供達には学校の勉強に関してはご両親が、

「囲碁を強くなる事より、勉強の方がイージーだから興味のある分野から勉強していけば大丈夫。」

と声を掛けるだけで大丈夫でしょう。

歴代の少年少女囲碁大会、高校選手権の上位入賞者の殆どの子供達が、学校の勉強と囲碁両方をキチンとやり切れているので、本noteをお読み頂いている読者のお子様でも入りたい学校とやりたい事は必ず実現できると思います。

10.就職に有利

お子様が成人した頃には、就職活動をするときに履歴書を記載すると思いますが、資格欄に「囲碁○○段」と1行あるだけで採用担当者にオッと思わせる力が働きます。

私の古い経験ですが、履歴書には必ず「囲碁六段」と記載していました。採用面接者が必ず、囲碁の事を質問してくれた上で会話が弾み前向きなお話を頂く事が多かったです。

私の思い込みかも知れませんが、下手な資格より囲碁初段以上は、相当のインパクトを与えられる事が間違いありません。

11.デメリットは

囲碁を習い事にしたデメリットは有りません。唯一のデメリットを挙げるとするならば、大変魅力があるので没頭し易い事でしょう。

運悪く囲碁のセンスが良くバリバリ囲碁の強さが伸び、全国大会に出場できるような強さになった時だけが要注意です。プロ棋士になりたいとか言い出して、勉強を放り出して武者修行をするかも知れません。

その時には、現在プロ棋士の最前戦で戦っている棋士達の強さを理解させ、プロ棋士でも囲碁以外の勉強を多くしている事を説明すれば良いでしょう。

12.纏め

世界情勢や日本経済が読みにくい複雑な社会になっており、学歴や私達の時代を子供に当てはめる事が難しくなっています。

そして今の時代では、学歴も重要ですが学歴と同等に論理的思考、合理的思考、状況判断、情報分析力などの考える力がとても重要になってきていると感じます。そのような考える力の下地を囲碁は養えられるので、囲碁に費やした時間は一切の無駄が有りません。

何かお子様に習い事をさせたいと思いましたら、子供向けの囲碁入門教室にご参加下さい。多くの教室が、お試し体験教室のような催し物を無料又は格安の参加費用で通年開催していますので、是非ご家族で息抜きを含めて地元の囲碁教室に足を運んでいただけたら幸いです。

習い事は囲碁が良い


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