「否定する」のではなく「かわす」
人は否定されると否定したくなる。
最近改めて、いや、今までより強く、「否定をする」ことはやめた方がいいなと感じている。
というのも自分も相手も否定し合う時期があり、今日ふとそのことを思い出した。
ありがたいことに最近はたくさんの人が受け止めて、肯定して支えてくれている。
「否定されない空間」を知った。
といっても、自分とは違う考えや行動をする人に対して「それは違うんじゃない?」って思うこともよくある。
言葉に出さないだけで。
やっぱり人との違いってなかなか受け止めるのに時間がかかったりするものだと思う。
↓その考えがちょっと変わったときの記事
たまたま昨日、ある会社の社長さん(社長といっても堅苦しい感じじゃなくて、面白いおっちゃんって感じ)と、人間関係について話していた。
自分とは合わない人ともたくさん関わってきたけど、どこかでそういう人や環境からは離れるようにした。という話を聞いて「どうやって離れていくんですか?」と聞いた。
「飲み会や会合の時だったら、「すんません!ちょっと用事があるんで抜けます!」って言うんや〜」
「集まり自体を抜けるときは、集まりの場に行かへんようにするなあ。」と言っていた。
その話を聞いて、「あー、そういうやり方があるんや」と思った。
その社長さんも、自分のことも周りのことも広く深く受け止めてくれて、悩みなんか笑い飛ばす勢いで相談にも乗ってくれる。
「否定」の言葉は絶対に出てこない。
なんでなんだろうなー?と思っていたが、さっきの話を聞いてちょっと違うなとか嫌やなってことに対して対応の仕方を知ってるんやなと思った。
謎が解けた気がした。
「否定しない人」は我慢してる人でも、全てを受け止めている人でもなく、「かわす」ということが上手い人。
でもかわすって簡単にできることじゃなくて、たくさん失敗してそこからたくさん学んだからこそできることだと思う。
そのためにも「場数を踏む」ということが大切だと感じた。
自分もかわせる人間になりたい。
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