見出し画像

ビジネスにおけるデザイン思考の話。

先日デザイン思考のセミナーに参加しました。デザイン思考とシステム思考の融合と切り替えにより、ビジネスにおけるイノベーションを実現するという話でした。

最近読んだ『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』とも関連していたので紹介します。

まず、アートは直感と感性のことです。今の大手企業のビジネスは論理的思考で動いており、それではどうしても競争激化になってしまう。なぜなら、他人に説明できることは他人も思いつくことができるから。そうなると、市場はスピードやコスト勝負のレッドオーシャンになってしまいます。

アートやデザイン思考のような新しい切り口が必要であることは、たくさんの人がわかっています。ですが、最終的に実施に至るには、上司や幹部に納得してもらう必要がでてきます。そうなると論理的思考を組み立てなければいけないので、結局スピードが遅くなったり、多数決で論理思考のアイディアが勝つ結果になってしまいます。

セミナーの話は勉強になりましたが、アート思考やデザイン思考による大きな決断は企業がまだできる段階ではないのかなと思います。やはり、小さな試行錯誤によるスモールスタートなのですかね。

みなさんはどう思われますか?

この記事が参加している募集

とても励みになります^^