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「税所篤快さんって日本に興味あったんだ!」高校生はどう読むか。新刊『未来の学校のつくりかた』

金沢に住む高校3年生のFukuiさんが、新刊『未来の学校のつくりかた』を読んだ感想をくれました〜!!!

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「税所篤快さんって日本に興味あったんだ!」と、本を読み始めて衝撃を受けました!
私が税所さんの本「前へ!前へ!前へ!」を最初に読んだとき、こんな人がもし日本でも活動していたら、きっとこの退屈な学校が変わるのかなぁ〜っと思っていたので、税所さんが日本の教育に関心を持っていて嬉しかっです!!!

私の世界って狭いなぁ、と感じました。N高の発展した教育システムに感銘し、私のもつ通信教育の概念を覆されました。
大空小のふれあい科の授業や、N高では最先端のテクノロジーを駆使し、また担任の先生が一人一人とじっくりと向き合ってくれること、
同じ日本に住む学生なのに、こうもちがうのか、と羨ましくなりました。きっと、このような教育を受けた子供達の持つ価値観は広く、自分のやりたいことを突きつめる可能性は大きく、普通のただ「勉強」だけを教える学校に通う私達よりも、広い世界で生きているんだろなぁと思いました。知らないだけでこんなに発展した、楽しそう、通ってみたいなって思える学校があったなんて‥学校嫌いな私にとっては神秘的でした!!
税所さんの本を読んで、学校の本当のあるべき姿を見ることができました。もし、「大人も子供も関係なく学び続け、新しい世界を作り続ける学びの舎」が日本にできるのなら、きっと私みたいに学校が嫌いだとか、学校に行く必要性を感じないといった子供達はきっといないのだろうと、この本を読んでいて何度も思いました。
また、現代の学校は決して、子供のための学校とは言えないと思います。だから、夏野さんの述べた
「教育はそもそも誰のためのものなのか?という視点が2030年の学校を考える上では不可欠」という考えにとても同感で、実際に高校に通っていて、これからの未来は子供達のための場所であって欲しいとつくづく思います。
また、菅野さんと伊藤先生コンビの行動力と、考え方には、もうすごいしか言えませんでした。震災にあったにもあったにもかかわらず、立ち止まらずに進み続ける姿がとにかくかっこよかったです!!そして、地域に住む全ての人が、学校作りに参加することが、未来には欠かせないと知りました。
私の学校の国公立大学合格!!しか言わない先生方にめちゃくちゃ読んで貰いたいです!!!!
あと、多様化を取り込める土壌とそれを耕せるリーダー、この表現が個人的にすごく好きでした!
YouTubeで、長岡さんを見ました!ほんとに見た目が美容師さんみたいでした!笑
またまた税所さんに新しい知識とこれからの学校の可能性やワクワクを教えてもらいました!!
一読者として、今ままでとは、また違う税所篤快さんを見られた気がします!!!だからこそ、未来の日本の教育が楽しみになりました。世界を飛び回り、日本を駆け巡り、自分の道を突き進む税所さんにほんとに私はいつもよい影響を与えてもらっているなぁと改めて思いました!
そして私も、未来のために、教育を自分事にして日々学ぶことを忘れず、これからもワクワクと面白いことが好きな自分でい続けようと思いました。そんなことをこの本から学びました。

Fukui Rena
 
石川県金沢市在住。高校3年生。
中学生の頃に学ぶことを主題に弁論活動を始める。
NPO法人「WAN」に所属し、女性学に興味を持つ。女性学をもとに書いた弁論で全国大会に出場。今は大学受験勉強中。



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