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【フリーランスの税務調査】困ったケース:税務署からお尋ねが届いた


【対応方法:絶対に無視はしない!早めに対応すべき】

稀に税務署から書面が届くことがあります。
税制改正など改正があった場合の案内が届くこともあるのですが、中にはお尋ねが届くこともあります。
改正の案内は確認するだけで問題ありません。
ですが、お尋ねは確認して回答しなければいけません。

お尋ねは税務署がわからないことがあるので教えてくださいといったものです。

税務署からの質問が来たと思っていただけるとわかりやすいでしょう。
質問なので回答する必要があります。

質問の内容は様々です。
 ・還付口座がわからない
 ・確定申告書の記載が間違えている
 ・土地や建物を購入した代金はどうやって用意したのか
など色々です。

内容は様々ですが、いずれにしても書面(お尋ね)が届いた場合には早めに対応するようにしましょう。
無視は絶対にいけません。


怪しまれているわけではない

お尋ねが届いたからといって税務署から怪しまれているわけではありません。

よく「目をつけられているのでしょうか?」と質問されることがあります。
確かに税務署から書面が届くとビックリしてしまいますが、書面が届いたからといって何か怪しいと思われているわけではありません。
単純に、わからないから教えてくださいということなのです。

怪しまれているわけではありませんからしっかりと回答しましょう。

事実を回答すればいいだけ

お尋ねの対応について質問を受けることが多いです。
対応は単純でただ事実を回答すればいいだけです。

下手に嘘をついたり隠したりするのは絶対にやめましょう。

正直に書いたら損をするのではないか、余計な税金を取られるのではないか、と心配される方も多いのですが下手な嘘をついてそれが発覚したときの方が大変です。
隠し立てすることなく事実を回答するようにしましょう。

どのように回答すればいいのか、どうやって書けばいいのかわからないときは相談すべきです。
お尋ねの書面に税務署の担当者名が書いてあるはずです。
その担当者に直接訪ねても問題ありません。

税務署ではなく税理士に相談しても大丈夫です。


無視すると税務調査になることも

お尋ねを無視し続けていると税務調査が行われることがあります。

実際にお尋ねを無視し続けて税務調査が行われたことがあります。

税務調査のときに調査官が「何度かお尋ねの書面をお送りしたのですが回答がなかったので来ました」言っていました。
しっかりと回答して疑問が解決されていれば税務調査は行われなかったかもしれません。

余計な税務調査が行われないためにも書面が届いたらしっかりと対応するようにしましょう。


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