【個人の税務調査】知人は大丈夫だったは通用しない
個人の税務調査の相談を受けていると「知人はこうだった」「知り合いはこれで大丈夫だった」と聞くことがあります。
税務調査はケースバイケースなので絶対大丈夫とは限りません。
あの人は大丈夫だった
税務調査のご相談を受けていてよく聞くのは
・「こうすればいいと聞いた」
・「これは大丈夫だと聞いた」
・「あの人は平気だった」
などなど。
あの人は大丈夫だった、知人は何も言われなかった、とよく言われます。
でも税務調査はケースバイケースなので自分も絶対に大丈夫というわけではありません。
指摘されるものは違う
税務調査はケースバイケースです。
例えば、飲食代を指摘された・されなかったケースを考えても下記の2つでは状況が違います。
・ほとんど問題がなく飲食代だけ指摘されたケース
・問題が多くいくつも指摘されたけど飲食代は何も言われなかったケース
「飲食代は平気だった」と言っても状況によって全く違います。
他にたくさん指摘された項目があったので「今回は飲食代はそのままでいい」と判断されたのかもしれません。
参考にはなるけど鵜呑みにしない
他人の経験談は参考になります。
お話を聞けるのは貴重ですので体験談は出来るだけ参考にした方がよいでしょう。
ただ鵜呑みにはしない方がよいです。
繰り返し書いているように「税務調査はケースバイケース」だからです。
【あの人は平気だったけど、自分は指摘された。】
この逆もあり得ます。
「あの人は大丈夫だった」は鵜呑みにせずしっかりと準備するようにしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?