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【フリーランスの税務調査】困ったケース:資料を預りたいと言われた
【対応方法:預けたからと言って不利になるわけではありませんので早期終了のために預けるのも一つの方法です。】
税務調査では資料を預りたいと言われることもあります。
預けたからといって不利になってしまうというわけでもありません。
資料のチェックが終わるまでかかる
税務調査は1日では終わりません。
調査官が調査すべきものをすべて調べ終わったところで調査が終わります。
数年分の資料を確認するわけですからそれなりに時間がかかります。
とても1日では終わりません。
1日では終わらないのでまた日程調整をして別日に時間を取る必要があるのです。
初めて税務調査を受ける方は1日ですべて終わると思っていることが多いので驚かれます。
税務調査は終わるまでに1か月から1か月半かかることが普通です。場合によってはそれ以上かかります。
最長では1年くらいかかったこともあります。
税務署の調べが終わるまでは調査は終わらないのです。
資料を預けるのもあり
税務調査はすべての資料を調べるまで終わりません。
そのため調査官が何回も訪ねてくることとなります。
税務署が何度も自宅を訪ねてくるのはいい気分ではないでしょう。それにそのたびに都合をつけなければいけません。
仕事をしながら何日も日程調整をしなければいけないのは大変です。
そのようなときには税務署に資料を預けるのも一つの方法です。
こちらから話をしなくても税務署側から預りたいと言ってくることもあります。
資料を預ければ何日も都合をつける必要はありません。
資料を預けたら調査が終われば返却してもらえます。
そのまま返してもらえないなんてことはありません。
預けても不利になるわけではない
税務署に資料を預かるとなると不安に感じる方もいます。
細かくじっくり確認されて不利になるのではないかと思われるのです。
確かに資料を預けると税務署内部でチェックされることとなります。
ですが、それによって不利になってしまうということはありません。
今までに何度も資料を預けたことがありますが、それによって処分が厳しくなったり細かいところまでチェックされたようなことはありません。
何日も時間を取ることを考えれば預けてしまうのも一つの方法です。
資料を預けた場合には後日に税務署から質問事項を告げられます。
その質問事項に回答することで調査が進みます。
預けたからといって会わなくていいわけではない
資料を預ければもう調査官と会わなくていいと思われるようですが、そうではありません。
まず預けた資料を返却してもらう必要があります。
それに質問事項についての回答をする必要もあります。
資料を預けることで調査官と会う回数を減らすことはできますが、まったく会わなくていいというわけではありません。
それなら預ける必要がないのではないかと思われることもありますがそうではありません。
預けることで調査官と直接会う機会を減らせるのは大きなメリットです。
精神的な負担も減らすことができます。
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