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今からでも遅くない『 十二国記 』

2020 / 5 / 5  加筆、修正 2020 / 5 / 17

※この記事は3分で読めます 1331文字

こんにちは。

遅ればせながら、
小野不由美さんの十二国記シリーズを読んでみました。

昨年、18年ぶりの続編発売ということで大量に平積みされていたので、気になっていたのですが、過去発売分を含めて15冊か、という思いが先に立って、足踏みしていました。

で、今年3月に書店に行ったときにも、まだ置いてありまして、長女が表紙の絵が気に入ったようなので「月の影 影の海」を買いました。

 表紙絵と挿絵は山田章博という絵師。
 いいですね~

あれからひと月。。。
長女の机の上に放置してあったので、先に読んでしまいました。

 いやーおもしろい。
 こういう物語を知らずに生きてきたとは。

映画でもなんでも、ヒットしているものにスグには飛びつかない天邪鬼なところがあるオヤジなのですな。

じゃあ次は、、、ということで「魔性の子」を読み、あとは帯の数字順に読んで、昨年発売の最新巻にたどり着いたのでございます。

 15冊、、、いや~長かった。。。


「魔性の子」という本がエピソード0になっているんだけど、気付かなかったんですよ。

 結果的にこの選択は正解だったと思う。
 ( 何様なんだ。。。)

もしかしたら、「魔性の子」から読んだら挫折したかもしれない。

でも「月の影 影の海」を呼んで、十二国記の世界観や、陽子さんの大変な道のりを知っていれば、「魔性の子」での怖さにも耐えられると思う。


もっと読みたい

物語や世界観が面白いので、ただ “ 面白い ” で済ませてしまいそうだけど、それに加えて、私は登場人物の “ 心のはたらき ” が、私たちの普段の “ 心のはたらき ” に近いからこれほどヒットしたのかな、と思いました。

本編は、最新刊の「白銀の墟 玄の月」で終わりだとか。。。
どうなのでしょうか。。。


家にいる時間が増えた方は、読破してみてはいかがでしょうか。

おすすめの読み方は、私が読んだ順番でいいでしょう。
 ( だから、何様だって、、、)
 1⇒0⇒2⇒3⇒4⇒5⇒6⇒7⇒8⇒9
もしくは
 1⇒2⇒0⇒3⇒4⇒5⇒6⇒7⇒8⇒9

2冊の短編集(5、7)も飛ばさないで読みましょう。


新潮文庫

 0 魔性の子
      (ましょうのこ)
    1 月の影 影の海  上下巻
      (つきのかげ かげのうみ)
    2 風の海 迷宮の岸
      (かぜのうみ めいきゅうのきし)
    3 東の海神 西の滄海
      (ひがしのわだつみ にしのそうかい)
    4 風の万里 黎明の空  上下巻
      (かぜのばんり れいめいのそら)
    5 丕緒の鳥  短編4話
      (ひしょのとり) 
    6 図南の翼
      (となんのつばさ)
    7 華胥の幽夢  短編5話
      (かしょのゆめ)
    8 黄昏の岸 暁の天
      (たそがれのきし あかつきのそら)
    9 白銀の墟 玄の月  一 ~ 四巻
      (しろがねのおか くろのつき)

残念ながら、電子書籍はありません。

ではまた。

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