大量の鉢植えを愛した男たち
2020 / 3 / 18
これは、私に強烈な苦手意識を与えた “ 大量の鉢植え ” のお話です。
これは、あくまでも私の印象と経験に基づくものであり、“ 鉢植えを大切に育てる方々や、そのかわいい鉢植えたち ” を否定するものではありません。
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※ 私が言う “ 大量の鉢植え ” とは、50個以上の現物のことです。
※ 自宅には金のなる木を含めて、鉢植えが3個あります。
※ 花は好きですし、花畑も、花の写真も問題ありません。
1、親父
私たち家族は、4軒続きの長屋のような町営住宅に住んでいました。
庭は、最低でも4m×7mほどの面積はあったと思います。
その面積の3分の2以上に、高さ70cmくらいの台を作り、所狭しと盆栽が置いてありました。
玄関側にも普通自動車一台くらいを駐車できる広さはありましたが、そこも盆栽に占領されていて、空きは人が通る幅くらいでした。
だから、敷地内で遊んだ記憶はありません。
まぁ、私が子供の頃は、遊ぶ場所なんてどこにでもありましたから、敷地内でなんて遊んではいませんが、それでも、嫌で仕方がなかったですね。
父は夜になると、庭から一鉢を部屋に運んできて、プロ野球の巨人戦を観ながら剪定したり、針金を巻いて枝の形を作ったりしていました。
残念ながら、具体的に、いつ、何が紐付けられたのか記憶が定かではありませんが、“ 大量の鉢植え、盆栽 ” 嫌いが、心の深いところに印象付けられてしまいました。
ちなみに、親父に遊んでもらえなかったからとか、テレビを見せてもらえなかったから、という理由ではありませんよ。
2、元勤務先の社長
この方は、ある時期から、自宅で育てた “ 大量の鉢植え ” を会社に持ってきて、事務室、食堂、工場、ベランダに置いて世話をし、社員にも世話をさせ始めました。
( ハイビスカス、シャコバサボテン、金のなる木、などなど )
仕事の時間を使って、天気がいい日は外に出す、嵐の予報が発表されれば屋内に入れるなど、させられます。
仕事が止まっていますよー
3日以上の連休には、当番を決めさせられ、世話をしに出社ということもありましたね。
当然ですが、枯らすと怒られます。
彼の持論は、「 植物に目配り、気配りができない奴は仕事もできない 」というもので、そうこじつけられると、意識の高い面々、媚びを売りたい面々は喜んで働き(?)ますから、ますます図に乗ります。
植物ですから虫がつきますし、何かの幼虫が廊下を歩く。
女性に限らず、男性でも嫌ですよね。
私は、幼い頃から心理的なアレルギーがあるため、一切関わりたくない、というのが正直なところ。
「 こいつもか! 」といったところです。
しかし悲しいかな、私も組織の人間です。
全く関わらないというわけにはいかず、皆の陰に隠れながら、最小限に関わっていたのでした。
もう、関わることはありませんが。。。
どうか今後、私の前に現れませんように。
ではまた。
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