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さかはらあつしのKeep walking.

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映画監督|https://twitter.com/atsushisakahara 京都精華大学 大阪市立大学経済学部、大学院経済学研究科 非常勤講師|バンコク国際ドキュメンタリ… もっと読む
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2020年2月の記事一覧

登山。

映画を作るのは相当難しい作業ですが、企画から考え始める映画監督としての映画作りは登山に似…

プロダクトライン

脚本を書いたり、原稿を書く、映画を作るというのは究極の製品、唯一無二の製品を作るという作…

プロット。

完成したのかどうかもわからないが、プロットを考えた。ダークだ。非常にダークな話になった。…

トンネルはいつか抜ける。

この頃、この季節は体調が良くない。体が覚えているのだろう。コロナウイルスでディスユートピ…

ハンデ戦。

1995年3月20日、サリンガスの撒かれた電車に乗り合わせ被曝。日本は本来、このような人の面倒…

展開待ち。

ドキュメンタリーと私の自叙伝出版プロジェクトは海外チームが動いてくれていて展開待ち。その…

「強いですね」は褒め言葉ではない。

精神的には本当に厳しい時間を過ごしています。こんなに苦しい状況というのは滅多にないと思います。全てがボロボロの中、じっと耐えて展開を待っています。この数ヶ月の間、何回か「さかはらさんは強いですね」と言われたことあります。同じ言い方をあちこちでされるので、どういう意味かと考えたのですが、これは「褒めていない」と気づきました。私のいる状況がそれほど苛烈だと言うことなんだと気づきました。そういう時、人はゾッとします。大丈夫なんだろうか、生きていけるんだろうか、飛ぶんじゃないか、と考

コロナウイルス被害者対策に活かして。

私は25年前の地下鉄サリン事件の被害者です。岩田健太郎先生のYoutubeの投稿を見て、日本のム…

本質を探る。

開発中の企画の本質を探っています。 (21)

貧困なる日本。

今作っているドキュメンタリー映画「AGANAI」が世に出る場が確定するのをじっと待っている。こ…

頭の中をかき回す。

"Have a safe trip!"と入れると海外チームの担当者は返事を返してくれた。ドキュメンタリーの…

漫画原作を書かなければならない理由。

かつて専門学校で映画制作を教えていた。学校教育のビジネス上の目的は学生に授業料を払わせる…

話は変わる。

ある企画のトリートメントを書き始めたのですが、書いているうちに話は変わりつつあります。そ…

粘り腰。

映画や小説などの粗筋をトリートメントと言いますが、トリートメントを書き始めました。本来ならショートプロットから書き始めるのですが、まだどうなるのかわからないのでトリートメントを書きながら探っている状態です。トリートメントとショートプロットの両方を行き来しながら書いていきます。企画の開発とはこのようなものであろうと思います。「小さくても勝てます」の時は、物語の構造は見えていましたが、小説としての表現のスタイルが見えませんでした。スタイルの模索に何年もかけました。作るというのはそ