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【ベガルタ仙台 選手採点】J2 第5節 ロアッソ熊本

きょうも更新。ミッドウィークの開催は早く更新するに限る。ここで気を抜いたら書くのが滞る。
それにしても、3月も下旬に差し掛かるというのに、仙台は雨~雪模様でめちゃ寒そうに見えました。去年の今頃、ユアスタに行ったときも寒かったのを思い出しました。
ピッチの選手もさることながら、現地に行かれてい方は寒い中、お疲れ様でした。

それでは本題です。

ベガルタ仙台

前節のアウェー秋田戦はスコアレスドロー。いまだ開幕無敗は継続中。
今回の相手、ロアッソ熊本は過去の対戦成績で8勝2分と超相性がいい。2022年から4連勝中で2年連続のダブル達成しております。今回も勝ってホーム連勝といきたい。

連戦も考慮して、スタメンは3名入れ替わり。。
注目は松下。今季初出場です。怪我というニュースもみたので、もう出れるほど回復しているとは驚き。連戦が続いている長澤を休ませたいというのもあるんだろうけど。松下が入ることで、中盤からの鋭いパスも増えるだろう。ワクワク。
その他ではエロンやオナイウがスタメン復帰です。
最終ラインは5試合連続同じメンバー。そろそろ疲労が心配だぞ。

ベンチには中山と菅原の両FWが控えます。
そして鎌田も開幕戦以来のベンチ入り。
ディフェンス陣の控えが知念しかいない。やや攻撃的な陣容となりました。

ロアッソ熊本

前節はホームでいわき相手に0‐6に大敗。あまり崩れず印象がなかったのに何があった!?大量失点後の1戦なので守備の再構築が急務といった中での一戦。

こちらも連戦なので、スタメンは前節から4人入れ替わり。
熊本というか、大木監督のスタイルは地上戦でゴリゴリという印象。チーム全体でよく走る。スタメンを見ても、若い2人が2トップなのでそのサッカーは継続でしょう。
去年の主力だった平川が抜けてしまったんで、まだ個々の選手はそんなにわからないので、この試合で覚えます。

戦評

2試合連続スコアレスドロー。前節はアウェーだったんでこれでもよかったんですが、ホームなんでねぇ。どうしても勝ち点2を失ったと捉えてしまいがち。前半はつぶし合いでどっちつかず、後半は仙台が押し込んでいたけど、あと一歩合わないシーンが多くて得点に至らず。もったいないけど、いまはこれが精いっぱいな気がしないでもない。
森山監督もゲームの中で色々試しているのは感じたし、ここで撒いた種が夏以降に花開くことを信じましょう。

仙台対策をしてきた熊本にがっちりハマってしまった前半。ボールを持てどもやや窮屈にしているシーンが散見されました。最終ラインからのビルドアップでボランチの工藤と松下を経由できずに、サイドに逃げざるおえないというのが多かった。
サイドでもらった相良と情滋もマークが厳しく、前に持ち出すこともできず、後ろに下げざる負えないというのを何度も見ました。
この辺りは熊本のマンツーマンの守備が光っていました。前節の大敗もあるんでしょうが、集中力が試合を通じて落ちなかったのは相手を褒めましょう。

そんなわけで注目の松下も前を向いてボールをもらえる回数が少なく、期待された試合を決めるようなスルーパスは見られず。あれだけ下がってしまってはしょうがないとはいえ、ややテンポも悪かったですね。
変わって出てきた長澤が右に左にテンポよくボールをはたいてリズムを作ってたんで、なおさらそうみえたのもあるけど。

あと前線のエロンもポストプレー頑張ってボール繋いでくれるんだけど、シュート0はちょっと寂しい。求められていることを攻守でやってくれているので頭は下がるのだけれど、いまはちょっとゴールのにおいがしない。危険な選手という感じがしないので、そろそろゴールが欲しい。
上背がないので、サイドからのクロスに合わせにくいというのも攻撃の停滞感に繋がっている気もしました。
だからこそ、松下のパスに抜け出してのシュートを期待していたのですが、この試合では実現せず。しゃーない、次だ次。

と、ドローですが、やや辛口めの言葉が多いのは前節の秋田戦があったから。交代枠を残したのはこの試合を見越した上ではないんかい、というのもあります、少なからず。
まあ、でも上でも書いたけど、森山監督の意向もわかってるんですよ。後半から2トップにしたり、鎌田を1つ前のポジションで使ってみたりとか。守備では身体を張る、食らいつくができているので、攻撃もできるはずと思ってしまうけど、そんなにいっぺんに改善しないよね。
結果的に無敗継続中なわけでそこまで悲観する結果でもないんで、それを自分に言い聞かせて、次節の徳島戦に挑みます。連戦の最後の一戦。徳島側はやや騒がしいですが、しっかり勝ち切り、3勝3分で月末の横浜FCに挑むというのが最高のシナリオ。

最後に熊本の感想を4つ
・いわきはどうやってこの熊本から6点も取ったんだよ、というくらい中央の守備堅かった。
・でも攻撃はこれから、という段階なんだろうな。
・古長谷が怪我でいなくなってしまったのがもったいなかった。彼がいればもう少し攻撃に切れ味があったと思う
・大木監督のインタビュー、言葉が少し増えた??

選手採点

MOMは菅田。古巣相手の奮闘。熊本のFW陣に仕事をさせなかった。何度も身体を投げ出して攻撃をつぶし、仲間を鼓舞したシーンは胸が熱くなった。

その他、相手のスキを突きドリブルで駆け上がりきチャンスクリエイトするなど攻撃でも気が利くプレーを見せた石尾や松下~長澤と相方が変わりながらも攻守でバランスを取り、ボールハントも見せた工藤、交代出場でリズムを変えた長澤は高評価。

本文にも書きましたが、見せ場がなかった松下、エロンは評価を下げました。気になるのはオナイウ。開幕戦で見せてくれたような思い切りが失われつつあります。色々考えすぎてしまってるのかな。良い体勢でクロスを上げるのにこだわりすぎてしまっているように見えました。

GK 33 林 彰洋 5.5
DF 2 髙田 椋汰 5.5
DF 22 小出 悠太 5.5
DF 5 菅田 真啓 6.0
DF 39 石尾 陸登 6.0
MF 17 工藤 蒼生 6.0
MF 8 松下 佳貴(62'OUT) 5.0
MF 14 相良 竜之介(62'OUT) 5.5
MF 27 オナイウ 情滋(46'OUT) 5.0
FW 7 中島 元彦(84'OUT) 5.5
FW 98 エロン(87'OUT) 5.0

MF 11 郷家 友太(46'IN) 5.5
MF 37 長澤 和輝(62'IN) 6.0
MF 10 鎌田 大夢(62'IN) 5.5
FW 9 中山 仁斗(79'IN) 5.5
FW 28 菅原 龍之助(84'IN) なし

監督 森山 佳郎 5.5
前節があるのでドローでは物足りない。が、冷静に見れば勝ち点1は悪くないので可もなく不可もなくの評価にしておきます。

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