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細分化した僕らの仕事を子供にイメージしてもらうために

サラリーマンが世の多数派でなかった100年前は、子供達にとって職業の一つ一つが身近でイメージしやすかったんだろうか。
誰々の親父は何屋さん、みたいな感じで。

サラリーマンは効率を追求する習性があるので、どうしても仕事の分業、細分化が進みます。
そうすると、外からでは仕事内容のイメージが湧きにくくなります。
イメージができないので、就活で仕事を本気で調べ始めるまで「自分がなりたいもの」を熟考する材料がなく、なりたい自分が決まらずに勉強を続けたり受験をする学生が多いのではないでしょうか。

自分が学生の時、もっと色んな職業の大人達の生の声を聴きたかった。
そう考えたのは結構前からです。

中学校の時にあった職業訪問は、選択肢の中から興味ある仕事を一つだけ選ぶというもの。
確かにあれも心に大きく刻まれた大切な経験でしたが、もっともっとたくさんの大人と職業の生の声を聞きたかったと思います。

そんな学生と様々な職業の大人たちを繋げる取り組みを実践している釜石コンパスを知りました。
そしてこの取り組みにすごく興味を持っています。

震災復興の一環として釜石高校で始まったこの取り組み。
僕も会社のCSR活動として参加しました。

学生は大人の職業と、それ以上にその生き方に興味を持ち、いろいろな質問をします。
大人は子供たちに自分の仕事と、それ以上に自分の生き様をプレゼンします。

これを自分でやっていて、これってWin Winだなあと思いました。
仕事をしている生の大人が見えにくくなっている時代、こういった取り組みを広げていけたらいいなと思います。

#釜石コンパス #子供 #子育て #就活

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