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【Manageboardの歩き方】会計期間編

こんにちは!株式会社ナレッジラボの小野と申します。

ナレッジラボは予算管理クラウドツール「Manageboard」を開発・運営している会社です。

このnoteでは、Manageboardの機能紹介をシリーズでお届けしていきます。

今回は、「会計期間」についてご紹介します!

※本シリーズは一般企業向けプランの機能紹介となります。

会計期間の設定

Manageboardでは、一日単位で会計期間を自由に設定できます。

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一日単位で会計期間を設定できるということは、次のようなケースでもManageboardを利用して予算管理が可能となります。

20日決算など、決算日が月末以外のケース
設立期や決算期変更時など、会計期間が一年でないケース

Manageboardの会計期間は、会計ソフト上の会計期間とは完全に独立しています。したがって、会計ソフト上の会計期間設定にかかわらず、予算管理を行う会計期間を柔軟に設定いただけます。

実績データの取り込み

Manageboardでは、API連携やCSVインポートの方法で、会計ソフトから実績データを取り込みます。したがって、実績データは基本的に会計ソフトから出力される仕訳データに依拠しているのですが、Manageboard上では自由に会計期間を設定できるため、Manageboard上の会計期間と会計ソフト上の会計期間が異なるということも起こり得ます。

会計ソフト上の会計期間:2021年4月1日~2022年3月31日
Manageboard上の会計期間:2021年1月1日~2021年12月31日

この場合、会計ソフトからインポートした実績データとManageboard上の会計期間をどのように紐付けるのか、という論点が生じます。

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上の画像は、API連携による会計ソフトの実績データの取込画面なのですが、実績データの取り込みも一日単位かつ一年超の期間で設定すること(極端に言えば、一日分の仕訳や3年分の仕訳を取り込むこと)が可能です。これにより、Manageboard上の会計期間と会計ソフト上の会計期間が異なる場合でも、Manageboard上の会計期間に実績データを割り当てることが可能となります。

たとえば、会計ソフト上の会計期間が2021年12月決算であったとして、Manageboardに2021年4月1日~2022年3月31日の実績データを取り込む場合、会計ソフト上の会計期間をまたいだ実績データの取り込みが必要となります。

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このように、予算管理上の会計期間が会計ソフト上の会計期間をまたぐケースでも、Manageboardであれば実績データの取り込みが可能となります。

会計期間と実績データ取込の仕様

Manageboardは、会計ソフト上の会計期間にとらわれない会計期間設定と実績データの取り込みが可能となっているのですが、これはManageboardが、会計ソフトから「会計期間マスタ」は取り込まず、「仕訳データ」のみを取り込むという仕様を有しているためです。

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つまり、Manageboardで指定した期間の仕訳データのみが取り込まれ、その取り込んだ仕訳データをManageboardで設定した会計期間の単位で集計しているため、会計期間をまたいだ実績データの取り込み一年でない会計期間の設定にも対応できるのです。

さいごに

今回はManageboardの会計期間についてご紹介しました。

Manageboardの仕様によれば、「決算日が月末以外」や「会計期間が一年でない」など、イレギュラーなケースの予算管理にも対応できます。

会計期間という一見地味な論点ではありますが、予算管理を行ううえで大前提となる機能であるため、様々なケースに対応できるよう丁寧に機能設計を行っています。

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Illustration by Freepik Storyset

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